2018/08/08

関東地方は酷暑開放は二日目。円相は場膠着13日目

関東地方は酷暑開放は二日目。円相は場膠着13日目

ドル円相場は7月23日から大枠110.50~112.00円で推移し、今週入り110.992~527と約50ポイントの動きで、超夏枯れ相場へ。

今年は暦の上で8月7日が立秋で、一昨日夜には秋の虫達の鳴き声が鮮やかに聞こえていました。もちろん、これらかも酷暑・猛暑が続くことになりそうですが、自然界では早くも秋なのでしょうか?

ドル円相場は、31日の日銀会合を受け一時112円台まで上昇しましたが続かず。動けないドル円相場を見るにつけ、相場変動が激しい人民元やトルコリラの変動をねらったCNHJPYやTRYJPYの取引が拡大していることでしょう。

過去の経験則ですが、円相場は8月に大きな変動を告げることが過去に多く、お盆明けの相場変動を期待して待つことにしたいと思います。

明日9日~10の予定で始まる日米通商協議を前にして動けないのでしょうか? それともお盆休みを前にして動きにくいのでしょうか? 最近の円相場は底堅い株価の影響もあるのでしょうか? 「リスク回避=円買い」への反動度も鈍いものがあり、長期的には緩やかな円安相場の中にいるように思えてなりません。

昨日から未明にかけては、米国は知的財産権侵害を理由に制裁措置の第2弾160億ドルで25%の税率を23日に発動すると発表した。残るは2000億ドルで9月の実施期待へ。

サウジとカナダの間ではサウジが逮捕した人権活動家の解放をカナダが要求したことで、サウジがカナダとの大使館を追放しすべての貿易取引を凍結へと動いているが、カナダがUAEと英国に支援を要請。なんとか解決策を見出すことができるのでしょうか?

トルコと米国の間では米国牧師をトルコが逮捕し米国の開放要求に応じず対立が続いていたが、トルコ代表団が訪米し事態の収拾に向けた話し合いが行われる子でしょう。「窮鳥懐に入れば猟師も殺さず」ではないですが、トランプ大統領の行動パターンを考えれば、何らかの妥協策を期待したくなります。