2018/08/24

2018年8月24日(金曜)アジア・欧州市場の動き

2018年8月24日(金曜)アジア・欧州市場の動き

米中次官級通商協議は具体的な進展がなく終了し、トランプ大統領の道徳的・政治家姿勢を追及する動きも鈍くドル売りテーマとならず。今日、23:00時からのジャクソンホールでパウウェルFRB議長の講演内容に注目が集まる。

新興国通貨には大きな変動は見られず、ZARJPYは7.81近辺と円売りが目立し、TRYJPYは18.40近くへと小幅上昇し、USDCNHは欧州市場に入るとドル売りが加速し昨日の安値6.8415を割り込み6.8260台まで下落している。

AUDUSDは政局不安に売り圧力が続いていたが、与党・自由党の党首選でモリソン財務相が勝利し新首相へ就任。不安材料を多々残しながらも0.7230台をボトムに0.7290まで上昇。米国市場に入っても政局の安定期待とAUDショートの巻き戻しにAUDUSDの上昇が目立った。

日経平均株価は+190.95(+0.85%)と強く、上海総合は小幅高で、欧州株は総じぃて小幅高で推移。米10年債利回りは2.843%と小幅上昇へ。

USDJPYはようやく110円台から続くドル買いの流れも111.50の売りを意識し上げ止まり111.25まで下落。週末リスクや貿易摩擦の回避の円買いも見られず、やや上値が重くなっている。