2018/08/29

2018年8月29日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2018年8月29日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

序盤の日本株高の影響もありUSDJPYは円売りから始まるも、NAFTA再交渉でカナダが懸念の「乳製品で譲歩する準備」との報道に、米カナダの合意近いのでは(?)との思惑にUSDCADは1.2930台→1.2900台へ下落。ただし、主要通貨でドル買いの流れが続きカナダドル独歩高も限定的で、1.2920台まで値を戻している。

USDJPYは111.32を高値に、主要国通貨でドル売りが続き、鈴木日銀審議員が「副作用軽減に例えば金利の引き上げがある」とのコメントが流れるとUSDJPYは111.10台まで下落。ただし、結局は111.13~32の狭いレンジで動けず。

豪州では豪10年債利回りは2.59%をピークに一時2.55%まで下落し、株価は高値引けで0.75%近く上昇。為替相場では豪ドル売りが強まり、AUDUSDはアジア市場の0.7349を高値に0.7300台ギリギリまで下落。(一部ではウェストパック銀行が住宅ローン金利の一部利上げした動きも材料にしていたが確認できず。)

GBPUSDはアジア市場の1.2874を高値に前日1.2930台の高値から続く豪ドル売りの流れは止まらず、一時1.2850まで下落と調整局面の範囲とは思いながらも前日の高値からの下げは大きく、GBPロングは戻り売り圧力が続きそう。