2018/08/17

2018年8月17日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2018年8月17日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

週末の金曜日。政治的な対立を抱え不安材料が残るもトルコリラの上昇は止まらず。USDTRYは5.76台へ下落、TRYJPYは19円台へ上昇と、トルコ中銀のステルス利上げの影響なのか不明ながら資金調達コストが上昇を続ける中、過去数日間は様変わりの形相を示している。

日経平均株価は前日比で0.35%上昇するも、高値を維持できず小幅な上昇にとどまり、肝心の中国株は今日も弱く上海総合は-1.26%の下落となっている。注目の原油価格(WTI)は65.40ドル近辺も反発力も限定的で弱含みで推移。

USDJPYは、前日の110.56~111.13のレンジを抜け出せず。引き続き不透明な米中通商協議を意識しながら、トルコリラの上昇にも、米国・トルコ両国からは厳しい発言の連発でどこが本心なのか判断できにくい状況が続く。111円台の上値の思わ考えれば110.00~50の買い圧力を意思しながらも、積極的に円を売りよりも円買いの圧力が強いと思われる。テクニカルでは長期にドル買いの流れに変化は見られず、短期が売りと買いが交錯後今は売りのサインを出している。

AUDUSDは、0.7253をボトム反発へ。ロウ豪中銀総裁の半期に一度の議会証言は、基本的にネガティブ要因と思えるも、ドル全面高の流れに一時0.7280まで上昇するも、前日の高値0.7287を意識してか30ポイントの反発画像精いっぱいで上値も重く0.7260~70で推移。