2018/08/21

2018年8月21日(火曜)欧州・米国市場序盤の動き

2018821日(火曜)欧州・米国市場序盤の動き

前日のトランプ発言に端にしたドル売りの流れが続き、株価上昇に円売りも加わり、米中事務次官による通商交渉の行方を見守る動きへ。

欧州株は上昇傾向を維持し、米株も上昇からスタートし、米10年債利回りも2.852%と緩やかに上昇中。

USDJPYは欧州市場に入り株高と新興国通貨は堅調に推移したことで110.20の壁を上抜けし、110.30近辺のドル売りを消化し110.50のポイントを試す動きに一時110.49まで上昇するも達成できず高値圏での取引が続いている。

GBPUSDの上昇も目立っている。公的部門の財政収支(除く銀行)が予想外の黒字拡大で18年ぶりの水準に膨らんだことによるポンド買は見られなかったが、今日から始まる英EUのブレグジット交渉の再開もあり1.2840台へと上昇。米国市場に入るとEURGBPの売り入が止まらずGBPUSDは上抜けし1.2870台まで上昇中。

EURUSDはブレグジット交渉の再開を意識したEURGBPの売りの影響もあり1.1540台まで上昇するも維持できず1.1500を割り込むも直ぐに回復し底値の買い圧力の強さが確認できた。

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