2018/08/08

2018年8月8日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2018年8月8日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

日米通商摩擦が依然として主テーマに変わりなし。注目の人民元の動きに為替相場は変動し、アジア市場では人民元買いから売りへと変化しトルコリラも強さは見られず、リスク回避の動きも。

人民元は上昇から下落へと変化、USDCNHは一時6.8059まで下落するも、中国株安の影響なのか不明ながら欧州市場序盤には6.8380台まで上昇。トルコリラも昨日は米国にトルコ代表団が到着したことで、状況が改善するとの思惑にトルコリラの買い戻りがみられたが、本日はトルコリラ買いも見られず。

日経平均株価は-18.43(-0.08%)と小幅下落で、中国株も弱く、上海総合は-35.91(-1.29%)と値を下げている。

AUDUSDは、予想を下回る豪住宅ローン許可件数と、強弱混在するロウ豪中銀総裁の「景気が見通し通りなら次回は利上げへだが、当面は金利変更が必要と判断せず」に上下大きな変化は見られず。アジア市場では0.7415~34の狭いレンジとなっている。

NZDUSDの上昇が目立っている。NZ中銀四半期レポートで、今後2年間のインフレ率予想2.01%→2.04%に上方修正したことを材料に、NZDUSD0.6730台から一時0.6760台まで上昇し0.6740台で推移。どこまで上昇力を持続できるか注目。

USDJPYは、明日から始まる日米通商協議を前にして動き難い中で、111.44を高値に午後に入り、日本株・中国株安の影響を受け111.00台まで続落。引き続き前日の111.00~50の底値を割りこみ売り圧力が続いている。


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