2019/02/01

2019年2月1日(金)欧州・米国市場序盤の動き

2019年2月1日(金)欧州・米国市場序盤の動き

米雇用統計は、失業率は上昇、非農業部門雇用者数は予想外に強くでると、12月の大幅下方修正となり強さもほどほど。時間当たり賃金は小幅上昇し、平均時給の前月比は弱い反面、前年比は予想と上方修正前の水準と変わらず。

結果を受け、米債利回りは急伸、ダウ先物も上昇へ。為替相場は直後の反応は売り買いが交錯し通貨間で動きは異なる。ドルは総じて軟調ながら、株価が底値から反発気味でEURとGBPは底堅く推移、米金利は上昇し、円売りの流れを維持。

ユーロ圏発の経済指標では、独製造業PMI・速報値が弱い他は、仏、ユーロ圏共に前回と予想と変わらず。ユーロ圏CPIは予想通りながら前回から低下し、逆にコアでは小幅に上昇。

USDJPYは108.80台をボトムに下げ止まり、逆に109.00の上値が重かったが、米雇用統計を受けリスク選好パターンに加え、ダウ先物も底堅く、米債利回りが上昇し、109.07まで上昇。大枠108.70~10の狭いレンジを抜け出せず、その後は109.05近辺で推移し、どうも食指をそそられる状況とはほど遠い。

EURUSDは1.15台を滑落してはいるが、EURGBPの買いなのか? 予想外に底堅く1.1460~70の水準で取引が続いており、

GBPUSDは1.3043をボトムに、1.30の大台を中期的な底値に、フォックス英国際貿易相が指摘している通り、ブレグジット「減速経済に直面、早急の材料に対応維持しながら、

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FRN 1月 製造業PMI・確報値=51.2(予想51.2 前回51.2)

GER 1月 製造業PMI・確報値=49.7(予想49.9 前回49.9)

EUR 1月 製造業PMI・確報値=50.5(予想50.5 前回50.5)→ 速報値と変わらないが、2014年11月以来の低水準

GBP 1月 製造業PMI=52.8(予想53.5 前回54.2)

EUR 1月 消費者物価指数(HICP)・速報値=前年比1.4%(予想1.4% 前回1.6%)、コア前年比1.1%(予想1.0% 前回1.0%)→ 予想通りながら前回から低下へ、コアは小幅上昇

USD 1月 雇用統計: 失業率=4.0%(予想3.9% 前回3.9%)、非農業部門雇用者数=30.4万人(予想16.5万人 12月31.2→22.2万人 11月17.6→19.63万人)、労働参加率=63.2%(予想 前回63.1)、時間当たり賃金=27.56(予想 前回27.48)、平均時給=前月比0.1%(予想0.3% 前回0.4%)、平均時給=前年比3.2%(予想3.2% 前回3.2→3.3%)、平均週間労働時間=34.5(予想34.5 前回34.5)

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