2019/02/19

2019年2月19日(火)アジア・欧州市場序盤の動き

2019年2月19日(火)アジア・欧州市場序盤の動き


黒田総裁は追加緩和の可能性を示唆したがインパクトは如何ほどに? ホワイトハウスは米中通商協議を19日に再開とアナウンス、その前には中国商務省は21日、22日と報道してあった。真意は不明ながらすれ違いの象徴なのか? 誰かの誤解なのか? 豪中銀議事録はニュートラルながらも、ハト派ではないことが要因なのか発表直後には一時AUD買いが強まるも続かず。

日本の株価は小休止なのか上昇力は見られず、米株先物も動きは見られず。中国では内需拡大と景気刺激策を示す発言が多いが上海総合も勢いは感じられない。


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アジア市場の為替相場はいつもながら大きな変化は見られないが、全体的にドル高傾向が続いている。

USDJPYは黒田発言にも日本株の上昇は鈍く110.48→110.70まで上昇し、高値圏で推移している。短期的には上昇傾向へと動いているが、111.20~30をクリアに上回るまでは積極的に円を売り動きも期待できにくい。逆に、このようなセンチメントで110.20~30を割り込むと流れの変化になりやすい。

EURUSDは1.1314→1.1293まで下落し、結局は20約20ポイントの値動きにとどまり特にいうことはない。しいて言えば、欧州市場で予定されているデギンドスECB副総裁発言、プラートECB専務理事発言で、先日の通りハト派発言をすると思われ強気にはなりにくいが、18:30時の英雇用統計でEURGBPが動く可能性は気にしている。

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