2019/02/11

2019年2月11日(月)アジア・欧州市場前半の動き

2019年2月11日(月)アジア・欧州市場前半の動き

東京市場が休場の週明け月曜日。早朝はCHF急落でスタートするもすぐに値を戻し、このドタバタ劇から始まり円売りの流れが続く。北京で14日~15日開催の米中ハイレベル通商協議の前哨戦となる事務レベルの協議が始まるも、市場の目は冷ややか。

長期間に及んだ春節明けの中国株は強く、欧州市場は株価が上昇。報道では「春節消費に減速感」と売上高が10%を割り込んだことを指摘しているが、上海総合は1.36%の上昇。ただし、USDCNYでCNY売りが目立っている。

USDJPYは、東京市場が不在の中で、早朝の109.70台をボトムに110.00の売りを消化しながら、株高の中で欧州市場に入り2月4日の高値110.16を上抜け一時110.28まで上昇するも、現状では伸び悩み気味。

GBPUSDは、英貿易収支の赤字額が拡大、英鉱工業生産・製造業業生産と予想外にマイナス幅が拡大。英第4四半期GDP・速報値は予想を下回り弱く、一時1.2900を割りこみ1.2895まで下落。その後は、スタート地点となる1.2930近くまで値を戻し、14日を前にして積極的に動きにくい。

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