2019/02/22

2019年2月22日(金)アジア・欧州市場序盤の動き

2019年2月22日(金)アジア・欧州市場序盤の動き

日本株は軟調ながら、香港・上海株は強く、WTIも上昇、ただし、米債利回りは軟調。日本のCPIでも動かず、独第4四半期GDPでも動かず、特にアジア市場は個別の要因によるサプライズがないと動くことは難しい状況が続いている。


為替相場は相変わらず動きは緩慢で、バスガンドNZ中銀副総裁の発言を受けたNZDUSDの動きを除くと変動は緩慢。

欧米市場では、米中閣僚級通称協議の結果がどうなるのか? トランプ大統領(日本時間23日04:30)に中国副首相と会談はどうなるのか? 市場は会談内容を見極めたいと考えていることだろうが、楽観ムードがやや強い。

発言では、ドラギECB総裁を皮切りに、多くのFRB関係者の発言が控えており、変動要因が多数控えている。

また経済指標では、独Ifo、ユーロ圏CPIの速報値、カナダの小売売上高なども控えており、積極的な変動となるかは数字次第ながら、とにかく材料が控えていることは間違いない。

バスガンドNZ中銀副総裁は、銀行の自己資本増大が金融環境のタイトニングにつながり、利下げに向かうとの見通しの発言を受け、NZDUSDは0.6807→0.6758まで一時急落するも、徐々に値を戻す。

バスガンドNZ中銀副総裁は、「銀行の自己資本増大が金融環境のタイトニングにつながり、利下げに向かうとの見通し」との発言を受け、NZDUSDは0.6807→0.6758まで一時急落するも、徐々に値を戻す。

AUDUSDは前日の欧米市場から続く高値0.7110台を再度トライ中。米中閣僚級会談の期待なのか、0.7080をボトムに0.7110台と上値を試す動きが続いている。

USDJPYは早朝の110.62をボトムに110.80まで上昇と、わずか20ポイント近くの変動幅。ただし、110.20~111.20のレンジを抜け出すことを願うだけである。