2019/02/19

2019年2月19日(火)欧州・米国市場序盤の動き

2019年2月19日(火)欧州・米国市場序盤の動き

米中通商協議は19日からワシントンで再開、引き続き相場の重要な焦点に。欧州株は下落、ダウ先物は小幅安で現物もマイナス圏からスタート。WTIは一時56.33まで上昇するなど強含みで推移、米10年債利回りは2.64%台まで低下し2年債も2.5%を割り込み低下

アジア市場では豪中銀議事録が予想したほどハト派ではなかったが、AUDUSDは弱気ムードの中で軟調に推移。黒田日銀総裁は条件次第ながら追加緩和を検討する可能性を示唆し、一時110.82まで上昇するも米金利の軟化で続かず、110.50台まで低下。

デギンドスECB副総裁は、ブレグジットのリスクと当面の緩和的政策の維持を予想。軟調な欧州株に、EURUSDは1.1320台を高値に独ZEW景況感調査の現況指数が予想外に弱く、建設支出もマイナス幅が拡大。一時1.1275まで下落するも、米国市場に入り米債利回りの低下もあり1.1310台を回復。

GBPUSDの英雇用統計は予想通りで変わらず。明日のメイ首相とユンケル欧州委員長の会談を見守る動きの中で、底値を切り上げ1.2968まで上昇、主要国通貨の中では高い上昇率を維持している。

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