2018/04/16

2018年4月16日(月曜)欧州・米国市場序盤の動き

2018年4月16日(月曜)欧州・米国市場序盤の動き

週明けの欧州市場も、週末の米英仏のシリア攻撃の影響は見られず。欧州株は総じて弱いが、米株先物は上昇を続け現物株も上昇からスタート。

米経済指標では、米小売売上高の前月比は予想を上回るも、NY連銀製造業景気指数は弱い。米2年債利回りは一時2.4%近くと10年ぶりの水準まで上昇。

トランプ大統領は、中国とロシアが通貨切り下げゲームをしていると非難したことで、主要通貨でも通貨高の動きが強まり、EURUSDは1.2390台、GBPUSDは1.4320台へと上昇力が目立つも、USDJPYは引き続き上値は限定的ながら、クロスでは円安に動き底値も固く107.15~40のレンジに入り動けず。

日中間では、2010年8月以来、8年ぶりのハイレベルでの経済対話が実施。17日~18日の米中首脳会談も予定されており、日本と中国、日本と米国との、外交・経済問題がどのように変化するのか目が離せない。

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USD 3月 小売売上高=前月比0.6%(予想0.3% 前回-0.1%)、除自動車前月比0.2%(予想0.2% 前回0.2%)→ 前月比は予想を上回る

USD 3月 NY連銀製造業景気指数=15.8(予想20.1 前回22.5)→ 予想と前回を下回る

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