2018/04/05

2018年4月5日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2018年4月5日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

米中貿易戦争のリスクは考えすぎ? 米中共に貿易問題という土俵の上に上がるも、にらみ合い状態で動かず。立ち合いの果てはどうなるのでしょうか? 昨今の株式市場の上昇は妥協を期待でもしているのでしょうか?

アジア市場の為替市場は、ドル全面高。EURUSDは1.2300の大台を回復できず1.2290を高値に1.2260台まで再度下落するも引き続き1.2250をなんとかキープ。今日の欧州市場では最重要の経済指標の発表はないものの、ユーロ圏PMIと小売売上高の数字には要注意。GBPUSDは1.4097を高値に1.4060台と動きは緩慢ながら、1.4000の大台を意識した動きが続く。

昨日のNY市場で強さを見せた、AUDUSDとNZDUSDはアジア市場の株高の動きにも弱い。AUDUSD0.7726から0.7686まで下落、NZDUSDも0.7322から0.7280台まで下落と、共に値を下げている。

USDJPYは、日本株高で安心感が広まる中で、リスク回避に膨らんだ円ロングの巻き戻しが続く。29日の高値107.01、13日の高値107.29を意識しながら、これらのポイントを意識した流れで、107.50を超えるとさらに流れの変化も。ただし、米中間のにらみ合い後の次動きは予想が難しく、4月17日~18日の日米首脳会談を見るまでは、どこまで円売りが進むのか疑問も。

日経平均株価は上昇、21,656.48+336.93(+1.58%)、中国を除き東南アジアの株価は上昇へ。米10年債利回りは2.813%(+0.006)と上昇。