2018/04/26

2018年4月26日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2018年4月26日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

日本株は小幅高で米金利は底堅く推移。為替相場は他通貨が小反発するも動きは限定的で大きな変化は見られず、東京市場はまたも蚊帳の外。

USDJPYは昨日のNY市場から続く109.50円の壁を越えられず。かといってン日本株の上昇もあり円買いも乏しく、大枠109.25~50のレンジを抜けだせず。109.50の壁を意識しながらややトップアウトのリスクも気になりだしている。

EURUSDは昨日の安値引けから、オープン直後の1.2160近辺をボトムに1.2180台まで小幅反発。直近のテクニカルポイントを割り込む続落傾向に加え、今日のECB理事会では金融政策の据え置きは間違いないと思われハト派的行動パターンにハマっているのが現状。なかなか逆張りの買いからは入りにくいが、ドラギECB総裁の「うっかり」発言も気になり、弱さを織り込んでいる流れも気になってしまう。

GBPUSDは第1四半期の経済指標は寒波の影響もあり弱く、CPIも弱く、小売りも弱く、BOEの5月利上げ期待度も低下中で、テクニカルでもベアなムードが続いている。200日MAの1.3519までのダウンサイドリスクは否定できないものの、実需の買いに下げ止まり過去3~4日間の底値となっている1.3910~20近辺で底固めできれば話は別。

日経平均株価は+118.77(+0.54%)と小反発、注目の米10年債利回りは次のポイントとなる3.05%を気にしながらも、3.018~3.033%のレンジで3.0%の大台を維持。原油価格(WTI)は70ドルを目指すとの声が強い中、一時68.46ドルまで上昇。

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【欧州】
マクロン仏大統領(25日)=トランプ大統領は2015年にイランと欧米6か国が結んだ核合意を破棄するだろう

【アジア・その他】
中国商務省報道官(定例記者会見)=米国は貿易の単独主義を放棄し、対話を通じて建設的なアプローチをとるべき

南北首脳会談は27日午前10時半開催、終了後に共同合意文書を発表。

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