2018/04/23

2018年4月23日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2018年4月23日(月曜)アジア・欧州市場序盤の動き

週明け月曜日のアジア市場はドル高傾向が続く。

北朝鮮が週末に「大陸間弾道ミサイル(ICBM)実験を停止し、同国北部の核実験施設を廃棄」することを決定したことや、米金利の上昇や国内の政治的な不安定材料に使われ、USDJPYは先週末終値107.62からリスク回避の巻き戻しにギャップを開け107.77からスタート。

先週末の海外市場の高値107.86、アジア市場の高値107.888を欧州市場の序盤に上抜けし一時107.94まで上昇するも、108円の大台は達成できず、円クロスでは予想外に動きは鈍い展開となっている。

他の主要国通貨でも先週から続くドル買いの流れは止まず。GBPUSDは1.4000の大台でサイコロジカルに重要な水準を割り込み下落。AUDUSDも先週末と早朝の安値0.7650台を割り込み続落。NZDUSDも先週末の海外市場の安値で岩盤と思われていた0.7200を簡単にブレークし下落。USDCADも先週末の高値を更新して早朝に付けた高値1.2770台を上抜け1.2780に迫る勢いとなっている。

ただし、週明け月曜日の特にアジア市場の動きは偏った変化になっていることも多々あり、特に欧州通貨は追っかけ売りはリスクが高く注意したい。

日経平均株価は-74.20(-0.33%)と小幅安で終了。米10年債利回りは3.0%の大台を目指して2.98%台まで上昇。原油価格(WTI)は68.11(-0.42%)と68.40を高値に伸び悩む。


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