2020/11/10

2020年11月10日(火)15:30時頃の動き

 2020年11月10日(火)15:30時頃の動き


前日の急変した金融市場。アジア市場は調整色が強い相場展開となり、為替相場は予想外に冷静な動きで、一時円高へと動くも105.80~00のショートカバーは厚く下げ止まり、EURUSDは1.1840近くを高値に伸び悩み、GBPUSDは1.3120~10の前日のレンジの上限近くで推移しているだけで、AUDUSDは0.7270~90の狭いレンジで動けず。


90%有効との報道もありコロナ・ワクチンの早期使用期待に、コロナ禍の懸念が払しょくするとの期待感に盛り上がった金融市場は、期待8割不安2割の状態。為替市場はドル買いも見られず、株高+米金利の上昇の動きに主要国通貨は動けず。リスク選考の動きに円ロングの巻き戻しが積極的に出ているが、それでもUSDJPYは105.50を恒常的に上回る円安トレンド復活までは決め打ちできず。ショートポジションが多かった105円前後の調整が終わるまでは、様子見。


前日米株の暴投と終盤にかけての上昇幅縮小の影響を懸念した東京市場は、日経平均株価は一時430円近くまで上昇するも結局は+59.79(+0.24%)と小幅高で終了。上海総合も終盤にかけ下げ幅を拡大している。


米10年債は0.916%と前日から-0.019の上げとなっているが引き続き高止まりしている。原油価格も39.74ドル(-0.56ドル)と弱含みで推移している。