2020/11/25

2020年11月25日(水)15:15時頃の動き

 2020年11月25日(水)15:15時頃の動き


明日米感謝祭で休場で、金曜日は短縮相場となる米国市場を意識しながら、日経平均株価は0.77%の上昇、上海総合は逆に0.72%の下落。ダウ先物はほぼフラット。


為替相場は、「イエレン次期米財務長官就任=ドル安」を予想するコメントは多く、ドルベア派を勢いづかせている。GBPUSDはアジア市場では大きな動きは見られないが、JPモルガンは英EU通商交渉の合意可能性80%に引き上げ、何等かの合意期待は変わらず。アジア市場では上値が重い展開となっているが、底値での買い需要は強いと思われる。


為替相場は、米連休前の調整なのかポジション調整の動きが強く、アジア市場だけを見ると動きは鈍く、利食いなのか予想外にAUDUSDとNZDUSDの上値が重くなっている。


EURUSDは、マクロン仏大統領はロックダウンの段階的緩和を28日から開始するとあり、コロナワクチンの早期利用の可能性が高まる中でEUR買いの流れも変わらず。アジア市場では一時1.1910台まで上昇するも、テクニカルポイントでは売りが勝っている。


ムーディーズは、来年の豪経済は力強い成長と予想。豪ニューサウスウェールズ州の首相はコロナ感染者18日間ゼロに、ソーシャルディスタンス規制を緩和するとあり、ほぼ前週で規制が緩和されるとなり、AUD買いの材料の一つとなっている。


ロバートソンNZ財務相は、住宅価格の上昇が止まらない住宅市場の安定を考慮するようにとあり、オアNZ中銀総裁は「政府と協力して住宅価格の問題を解決していく」と表明。この動きや、豪中銀のマイナス金利の可能性は低下しており、総裁はNZ経済が地球で最も耐性の強い経済」と自画自賛。NZD買いの材料の一つとなっている。