2020/11/19

2020年11月19日(木)22:15時頃の動き

 2020年11月19日(木)22:15時頃の動き


欧州株はボトムからやや値を戻すも前日比では下落基調は変わらず。米債利回りは軟調で10年債は0.855%(-0.017)と弱い。原油価格は41.57ドルと若干値を下げている。


肝心の為替相場だが、主要通貨に対して前日のNY市場から続くドル高の流れを継続中で、前日からの下げ率だけを見るとAUD+NZDが目立ち、AUDUSDはアジア市場で発表された豪雇統計が強くでるも、0.7300近辺を高値に欧州市場では0.7255まで値を下げている。


GBPUSDは、バルニエEU主席交渉官が来週火曜日のEU向けのブリーフィングを取りやめ、ややGBP買いへと動くも積極的な動きは見られず、前日終値からは値を下げている。ただし、何らかの合意案を期待したくなる。


USDJPYは、103.70台をボトムに、欧州市場に入ると104円の大台を上回り104.20台と、1時間MA=108.23を抜けきれず104.00近辺で推移。特に下値トライの達成感も感じられず。


EURUSDは、ラガルドECB総裁は超緩和的な政策の維持を改めて表明。7500億ユーロの復興基金設立は半バリーとポーランドの反対で実行が遅くなりリスクがあるも、1.1816をボトムに何とか下げ止まっている。


結局は、米国市場の株式と債券相場の動きと、フィラデルフィア連銀製造業景気指数、中古住宅販売件数、景気先行指数の発表待ち。