2020/11/27

2020年11月27日(金)昨日26日、海外市場の動き(午前5時半ごろ)

 2020年11月27日(金)昨日26日、海外市場の動き(午前5時半ごろ)


米国市場は感謝祭で休日、金曜日もブラックフライデーでの短縮取引で、4連休を決め込む市場参加者も多いという。もちろん、「新型コロナ感染拡大 対 ワクチン期待」のせめぎ合いも変わらず。


高値更新を狙っていたBTCUSDは前日25日の高値19,500ドルを高値に、2017年の高値19,511ドルに迫る中、アジア市場の高値18920.91→16,213ドルまで大場下落と急激な調整となった。原油価格は45ドル割れまで下落、米株の先物市場は小幅な下落にとどまっている。


肝心の為替相場も、今更とは思うが薄商いの中で調整色の強い動きとなった。


EURUSDは1.1940を高値に欧州市場では、ECB理事会の議事要旨で「景気の下支えに向け追加刺激策の確約を決定」とあり、レーンECB専務理事兼チーフエコノミストは「インフレ率低下の長期化を容認しない」姿勢と、共に予想通りでサプライズはないが、一時1.1885までの下落した後に1.1910台まで回復と、底堅さを確認。ECBの追加資産購入は完全に織り込み済みで、ワクチン期待がどう反映されるのか楽しみ。


2018年6月以来の高値水準となり、強さが目立ったNZDUSDもコロナ感染の抑制期待+景気回復期待に上昇が続いていたが、前日の高値0.7010台に続き上値は重く、0.6990~20のレンジで動きは緩慢。


USDJPYは、アジア市場の104.47から104.20台まで若干の円高でクロスでも弱いながらも円高となっているが、積極性は見られず。引き続き90日MA=105.33が上値の重要なポイントで、ダウントレンドを継続中。