2020/11/09

2020年11月9日(月)18:15時頃の動き

 2020年11月9日(月)18:15時頃の動き


ご存じのとおり、次期米大統領にバイデン氏が確定との報道に、週明け月曜日は大規模な経済対策期待や、主要国の追加緩和や追加財政政策の可能性が注目され、日経平均株価は2.12%上昇、上海総合も1.86%上昇、欧州市場でもEUROSTOXX50が+1.74%、独DAX+1.89%、FTSE100も+1.52%と上昇し世界的な株高となった。


結果論となるが、バイデン氏、トランプ氏、どちらが勝っても株高であったとのでは? と思う今日一日。


米債券先物の利回りは1年債が0.808%(-0.008)と上昇から転落し下落。原油価格は37.86ドルと(+0.72ドル)の上昇となり、商品価格はブルームバーグ・コモディティインデックスを見ると+1.31%と大幅に上昇している。


為替相場は、株高・米債利回りの低下と動き強弱混在するなかで、真の相場の流れを示しているように思えてならない。


つまり、米上院選のリスクは残るも、とりあえず最大のリスク要因となっていた米大統領選の行方にめどがつき一安心。ただし、これからは冬場に向け最大のリスク要因はコロナ感染を意識する必要がある。また、主要国との金融政策成や財政政策の違いに焦点があてられる。それらを織り込みながらの展開になりそうで、目先はドルに分がありそうだが、ドルを積極的に買う気にもなれず。


USDJPYは、リスク回避の巻き戻しに103.60まで値を戻しているが、前日の高値103.70台には届かず。EURUSDは、1.1865~98のレンジで引き続き、最近の相場の高値圏で推移しており、1.1900を上回ることができるのか? GBPUSDは1.3200が大きなポイントで1.3140まで値を下げているが、前日終値比では相変化は見られない。AUDUSD0.7270~0.7300と高値圏で推移していることに変わりない。


※※※※※※※※※※※※※