2020/11/04

2020年11月4日(水)15:00時頃の動き

 2020年11月4日(水)15:00時頃の動き


もちろん注目は米大統領選と議会選挙、選挙推移に一喜一憂。現時点ではバイデン氏がリードするも、上院は拮抗し、下院は共和党がリード。引き続き下駄を履くまではどうなるかわからないが、最悪の場合を考えると米政局はさらに混迷へ。


日経平均株価は強く+2.11%の上昇へ、上海総合は大きな変化は見られず。米10年債利回りは0.809%(-0.089)まで軟化し、原油価格は38.55ドル(+2.39%)上昇している。


為替相場は、早朝こそはドル売りの流れが強かったが、米大統領選の開票結果を意識しながらも、予想外に健闘しているトランプ氏と共和党の議会選挙の推移に、ドルは全面高。


EURUSDは、1.1770から前日の安値1.1622を割り込み一時1.1600台まで下落。EURGBPはEURUSDほどの急落はないが、1.3140→1.2935まで下落。AUDUSD+NZDUSD+USDCADでもドルは上昇している。


USDJPYは、米大統領選の開票経過は日本株高の流れを受け、105.00円の壁を上抜け一時105.34まで急伸。104.80まで値を下げているが前日までの下値トライの反動が続いている。現時点の米大統領選の途中経過ではバイデン氏がリードしているが、仮にトランプ氏が逆転勝利し、上下両院で共和党勝利とでもなれば、大サプライズで、米株高+リスク回避の巻き戻しに円売りが加速することになり、ドルは他の主要通貨でも全面高になる可能性が高いが、これも仮の話である。