2020/11/03

2020年11月3日(火)16:00時ごろの動き

 2020年11月3日(火)16:00時ごろの動き


いよいよ明日は米大統領選の投票日。多数の観測記事や予想が飛び交うも、どれも自信をもって信じることはできず、むしろ次期大統領が決まらず泥沼化するリスクだけが気になる。


ブルームバーグ・ニュースでは、世論調査の分析を行うファイブサーティエイト(2日時点)の予測では、上院では51対49で民主党が過半数をとるとあり、大統領+下院+上院全てで民主党が押さえる可能性を示唆しているが、これも信じられず。結果を見守りましょう! 


米大統領選を巡るリスク、欧州英国の感染拡大=追加緩和の高い可能性、今日の豪中銀の追加緩和も然り。ポジションベースではリスクを相場に織り込んでしまっているとすれば話は別となるが、IMMポジションではJPYロングは少なく、リスク回避のJPYが選好されるのではとの期待感は変わらず。


豪中銀は予想通り、政策金利と3年債の利回り目標に加え、銀行に資金を供給するファシリティーの金利0.25%→0.10%に引き下げ、ロウ総裁は為替レートの引き下げに寄与することも示唆。AUDUSDは予想通りの結果だったこともあり直後は0.7063まで上昇するも、ロウ総裁の期待通り0.7028まで緩やかに値を上げるも、再び0.7050台まで値を戻している。現時点では「sell the rumor, buy the fact」の流れに。