2020/11/26

2020年11月26日(木)昨日25日、海外市場の動き(午前5時半ごろ)

 2020年11月26日(木)昨日25日、海外市場の動き(午前5時半ごろ)


感謝祭の前日、明日からの連休(27日はブラックフライデーで短縮取引を含む)を控えて市場は感謝祭モード。


為替相場は、FOMC議事要旨で「市場や経済に一層の支援を提供するため、資産購入プログラムをどのように調整できるかについて討議」とあったが、予想通りで動けず。


一方、77.8万件と2週連続で悪化した米失業保険申請件数にも、米GDP改定値は33.1%と速報値変わらず、弱い個人所得、コアPCEデフレータ、弱い米ミシガン大学消費者信頼感にも、小幅はドル売りにとどまる。


米株は強弱混在でダウとS&Pは弱い反面、Nasdaqは強く推移。原油価格は強く一時46.26ドルまで上昇し45ドル台半ばで推移。米債利回りは上昇からやや軟化し10年債は0.884%(0.002)と小幅な上昇とどまる。


GBPUSDは、スナク英財務相が「新型コロナウイルスによる景気への打撃に成長が300年ぶりに収縮すると」警告。フォンデアライエン欧州委員長は「英国と確実に通商協定を結べるとは言えないとし、合意なき離脱に向けて準備はできている」とネガティブ発言もあった。相場は上下の変動が激しく1.3384→1.3305→1.3393まで上昇するなど、何らかの合意期待が強く上昇圧力が続いている。


USDJPYは、104.50台を高値に、米国市場に入り弱い米経済指標が続き一時104.26まで下落するも、それまでで、前日とほぼ変わらず104.40台で推移。


NZDUSDは、ロバートソンNZ財務相は、住宅価格の上昇が止まらない住宅市場の安定を考慮するようにとあり、オアNZ中銀総裁は「政府と協力して住宅価格の問題を解決していく」と表明していたことで、マイナス金利や緩和期待度が低下。ポジション調整にアジア市場で一時0.6960まで下落したが、米国市場では逆に買いが強く0.70台へと上昇。強さが目立っている。