2020/11/27

2020年11月27日(金)15:30時頃の動き

2020年11月27日(金)15:30時頃の動き

26日の米感謝祭の休日に続き、今日のブラックフライデーも米国市場は短縮取引となり、市場参加者は少なくなることが予想される。


日経平均株価は上下変動しながら26600.00(+0.24%)と小幅上昇へ。ダウ先物は下げから値を戻しほぼ変わらず。


肝心の為替相場は、トランプ氏が「選挙人団の投票でバイデン氏の勝利が確定したら、ホワイトハウスを去ると」敗北宣言らしきものを発表したことや、「コロナワクチンの供給を来週とその翌週に開始する見通し」を示したことで、相場にどのように影響するのか気になっていたが、アジア市場の動きをみると、ドルは全面安。


USDJPY、USDCHFでもドル売りとなり、AUDUSD、NZDUSDは、テクニカルでブル、コロナ感染が抑制されており追加緩和の可能性が他の中銀より低いとの思惑もあり、引き続き強さが目立っていが、もちろん、投機筋のロングも増えつつある。


EURUSDは、EU予算の配分にハンガリーとポーランドから「法の支配」の順守条件に反対し拒否。復興基金も決まらない動きのネガティブ面と、コロナワクチンの使用が目の前に迫っているポジティブ面が混在している。また、ブレグジット期日が目の前迫りながらも、英EUのFTAでは合意ができない状態もリスクとなっているが、市場参加者はなんらかの合意に対して楽観的で、昨日もEUのバルニエ首席交渉官が漁業権問題の影響が大きいフランス、ドイツ、デンマーク、スペイン、ベルギー、アイルランド、オランダなどが協議に参加するとみられることをポジティブとみている。