2020年7月1日(水)15:15時ごろの動き
注目の日銀短観は弱く、大企業製造業状況判断=-34(予想-31 前回-8)と、09年6月調査以来の低水準。経平均株価は-0.75%(-166.41)の下げとなったが、弱い数字を期待して前日もJPYのショートポジションを積み上げていたこともあり、USDJPYは108.00の壁を上抜け一時108.16まで上昇するも、「buy the rumor、sell the fact」 の例え通り仲値以降はJPYの買いへと変化し107.50台へ。
ただし、東京都は新たに67人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、菅官房長官は「東京で新型コロナウイルス感染が拡大していることを受け、最悪の場合は再び緊急事態宣言の可能性もあり得る」とあり、懸念材料も残り継続的な下げも疑問。
他の、EURUSD、AUDUSD、NZDUSDとJPYクロスでの買いに一時上昇するも、JPY高へと逆戻りし結局は続かず。ただし、中国の財新製造業PMIは51.2(予想50.5 前回50.7)と、予想を上回り半年ぶりの高水準となったことが評価されたのか? AUD+NZDの売りも見られず。