2020/07/08

2020年7月8日(水)21:15時ごろの動き

2020年7月8日(水)21:15時ごろの動き

欧州市場か株価は弱く、EUROSTOXX50は-0.56%、ダウ先物は小幅高で推移。原油価格(WTI)は40.73と小幅上昇するも大きな変化は期待できず、米10年債利回りは0.653%と若干上昇するも動きは鈍い。

今日の欧米市場では経済指標の発表は限定的で、特に最重要となるの発表は不在で、米大統領選は予測不能な中で、米新型コロナウイルスの再拡大と米中関係悪化のリスクを考えると積極的なドル買いも気が進まない。

USDJPYは、リスク回避ではCHFがより選択されており、JPYの出番は見られず。GPIFの外債枠の運用枠を見れば円売りと考えたくなるが、低金利、低成長、低インフレの三兄弟状態が長期に続く日本。そして、その後塵を拝する可能性が高い欧州や米国のことを考えれば、JPYいじめばかり考えても 詮無いことで円高の目が消えたわけでない。ただし、目先は動く気はしない。

トレンドを考えれば、EURGBPの買いが続いている。

6月30日発表のIMFのCurrency Composition of Official Foreign Exchange Reserve(COFER)では、2019年第4四半期と2020年第1四半期のデータが公表された。新型コロナウイルスの感染拡大によるドル需要の高まりなのか、ドルが全体の60.9→61.99%まで上昇、ユーロは20.58→20.05%まで低下、円は5.7%で変わらず、人民元が1.95→2.02%へ上昇、ポンドが4.62→4.43%へ低下、豪ドルは1.69→1.55%へ低下、カナダドルは1.87→1.78%へ低下している。