2020/07/03

2020年7月3日(金)昨日2日、海外市場の動き(午前5時半ごろの動き)

2020年7月3日(金)昨日2日、海外市場の動き(午前5時半ごろの動き)

米3連休に一日早めに発表となった注目の米雇用統計は、失業率は11.1%に低下し、非農業部門雇用者数は480万人と過去最大の伸びとなるも、平均時給と週平均労働時間も低下し、集計日以降のコロナウイルス感染拡大が反映されておらず、懸念は残る。

トランプ大統領は、コロナウイルスで有望な3種類のワクチンが近く投与される可能性を指摘する反面、現状は米新型コロナウイルスの感染再拡大止まらず、フロリダ州は1万人超へ。

欧州株の大幅高に反して、米株は小幅高でダウは+0.36%(+92.39)と小幅な上昇にとどまる。原油価格(WTI)は在庫減もあり40.35ドル近くで推移。米10年債利回りは0.673%近くで推移。為替相場は、アジア・欧州市場のドル売りに反して、強い米雇用統計後のドル買いが強まり、オプションカット時の23:00時からドル買いが再燃。結局は小幅なドル買いにとどまるり、前回の米雇用統計のサプライズは見られず。

USDJPYは、107.33~72のレンジ内で抜け出せず。強い米雇用統計にも107.72が一瞬ついただけで元の水準に逆戻り。クロスでもJPは強弱混在し、米3連休前の調整は終わるも方向性は定まらず。相場感は円高なのだが、ドル買い需要が強い流れは変わらず。

GBPUSDは、6月30日から続く上昇の流れは止まらず、欧州市場では一時1.2530まで上昇。強い米雇用統計を受け1.2469とアジア市場の安値近くでさげ止まり1.2520台まで反発するも、フィキシング過ぎから反落。英EUの通商交渉は、相違を埋めることはできず予定を1日早めて終了、来週のロンドンでの交渉待ちとなり、1.2456まで値をさげている。