2020/07/29

2020年7月29日(水)21:30時ごろの動き

2020年7月29日(水)21:30時ごろの動き

コロナウイルス感染や米中対立の根本的な問題に加え、FOMC、決算や月末要因が相場の変動要因に。

FOMCを前にして動き難いことは変わらず。政策金利の据え置き見通しは変わらずだが、次回のFOMCは9月16日と夏休みを挟み間があり過ぎることを考えれば、フォワードガイダンスの見直しや金融政策決定の枠組みを議論するなど、何らかの安全策を残しほのめかす可能性は残る。

原油価格は41.50台まで一時上昇、金価格も19710ドル台と小幅上昇。欧州株は小幅高で、EUROSTOXX50は+0.1%と若干の上昇へ。主要国の債券利回りは上昇気味で上昇、米10年債も0.586%と一時0.595%まで上昇。

相場には関係ないが、在日米軍のシュナイダー司令官は、尖閣諸島周辺における中国公船による「前例のない侵入」の監視を米軍が支援することが可能とあった。これに対し、中国外務省は、同島中国固有の領土であり、この地域で法執行活動を行う権利を有すると表明し、米中リスクから中国対日米のリスクも。

為替相場は、FOMCを前にして大きな変化はみられず。どのような結果が発表となるかは別としても、FOMCやパウエル議長の発言を材料にして相場を動かそうとする投機筋による短期的な相場変動のリスクだけはいつもながら高い。

EURUSDは相変わらず1.1800の壁が意識され、欧州市場に入ると一時1.1770まで上昇するもすぐにぎり返され1.1720台まで下落。1.1700~1.1800の両ポイントを意識。

USDJPYは欧州市場の序盤にドル売りが加速した流れを受け104.80まで円高が進も失敗。105.20近くまで戻る局面があるも引き続きこの水準での動きとしては上値の重さだけが残る。JPYクロスでは統一性がなく強弱混在。

USDCADは1.3387を高値に欧州市場の序盤では1.3340まで下落してやや反発中。期待感はCAD高なのだが、結局のところ先週後半から1.33~1.3450のレンジを継続中。

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17:30    GBP 6月 BOE住宅ローン承認件数=40,010件予想33,000件 前回9,273→9,270件

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USD    在日米軍のシュナイダー司令官は29日、尖閣諸島(中国名:釣魚島)周辺における中国公船による「前例のない侵入」の監視を米軍が支援することが可能との見解を示した。これに対し、中国外務省は、釣魚島は中国固有の領土であり、この地域で法執行活動を行う権利を有すると表明した。

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