2020/07/01

2020年7月1日(水)23:45時ごろの動き

2020年7月1日(水)23:45時ごろの動き

月初の欧州株は一時の下落から持ち直し、先物の上昇もありダウは大幅高からスタート。原油価格(WTI)は一時40.58ドルまで上昇後に失速。米10年債利回りは0.696%まで上昇。

欧米市場に入り、ISMとFOMC議事録を前にして、経済指標で驚いたのは、米ADP雇用統計は236.9万件(予想300.0万人)と予想に届かなかったが、前月分は-276.0→+306.5万人へと大幅に上方修正されたことで、雇用の激変を物語っている。

為替相場は、アジア市場に発表された日銀短観が弱く円売りが強まり仲値近くにつけた108.16をピークに、強いADP雇用統計を受け利食いの売りに107.36まで下落し、何とか下げ止まっているが反発力は鈍い。JPYはクロスでも円買いが選好されたが、米国市場の序盤には強い(前月比の大幅上方修正)ADP雇用統計を境に円売りが再開されている。