2020年7月14日（火）22:45時ごろの動き
今日は経済指標の発表が多数控えていたが、アジア市場の株安に続き、欧州株も弱くEUROSTOXX600は－1.16％の低下、ダウは上下しながら前日終値と大きく変わらず、米10年債利回りは0.608％と0.635％から軟化。原油価格（WTI）は40ドルの大台へ向け下げ幅を縮小。
肝心の為替相場は、英、ユーロ圏共に強い数字はあまり見られなかったが、「BOEの緩和観測＝ECBの据え置き観測」（ともに据え置きと思うが）や、17～18日のEU首脳会議で復興基金の合意期待感も加わり、EURUSDは1.1390まで上昇、逆にGBPUSDは1.2480まで下落。EURGBPの上昇が再燃しほぼ8連騰で6月30日の高値0.9140台、6月29日の高値0.9170台を狙う動きへ。
USDJPYは、EURJPYの上昇と比例しながら、一時107.43まで上昇。107.50台超の売り上げ止まってはいる。一つのシナリオとしては、107.50～60を上抜け、ロスカットと市場センチメントが円ベアになったときが円安のピークではと考えたくなる。
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11:56 CNY 6月 貿易収支＝ドル建て 464.2億ドル（予想578.9億ドル 前回629.3→596.0億ドル）、輸出＝0.5％（予想－2.0％ 前回－3.3％）、輸入＝2.7％（予想－9.0％ 前回－16.7％）、人民元建て 3289億元（予想4250億元 前回4427.5億元）→ 対米黒字は8517.4億元 → 中国の輸出と輸入は６月にドルベースで予想に反して増加した。新型コロナウイルス感染拡大で世界経済が落ち込む中でも、輸出入は伸びた。
10:30 AUD 6月 NAB企業信頼感＝1.0（予想－87 前回－20）、企業景況感＝－7.0（予想－39 前回－24.0）
13:30 JPY 5月 鉱工業生産・確報値＝前月比－8.9％（予想－8.4％ 前回－8.4％）、前年比－26.3％（予想－25.9％ 前回－25.9％）、設備稼働率＝前月比－11.6％（予想 前回－13.3％）
15:00 GER 6月 消費者物価指数・確報値 前月比0.6％（予想0.6％ 前回0.6％）、前年比0.9％（予想0.9％ 前回0.9％）、HICP前月比0.7％（予想0.7％ 前回0.7％）、HICP前年比0.8％（予想0.8％ 前回0.8％）
15:00 GBP 5月 商品貿易収支＝－28.05億ポンド（予想－82.0億ポンド 前回－79.4→－48億ポンド）、貿易収支（対EU以外）＝6.49億ポンド（予想 前回－26.58→－9.38億ポンド）、総合貿易収支＝42.96億ポンド（予想－6.35億ポンド 前回3.05→23.14億ポンド）
15:00 GBP 5月 製造業生産＝前月比8.4％（予想8.8％ 前回－24.3→－24.4％）、前年比－22.8％（予想－23.9％ 前回→－28.2％）
15:00 GBP 5月 鉱工業資産＝前月比6.0％（予想6.0％ 前回－20.3％）、前年比予想－20.4％ 前回－24.4→－24.4％）
15:00 GBP 5月 月次GDP＝前月比1.8％（予想5.5％ 前回－20.4％、3か月平均値＝－19.1％（予想－17.5％ 前回－10.4％）、前年比－24.0％（予想 前回－24.5％）
18:00 EUR 7月 ZEW 景況感調査＝59.6（予想 前回58.6）
18:00 GER 7月 ZEW 景況感調査: 期待指数＝59.3（予想60.0 前回63.4）、現況指数＝－80.9（予想－65.0 前回－83.1）→ 現況は改善するも、期待は低下
18:00 EUR 5月 鉱工業生産＝前月比12.4％（予想15.0％ 前回－17.1→－18.2％）、前年比－20.9％（予想－18.9％ 前回－28.0→－28.7％）
21:30 USD 6月 消費者物価指数＝前月比06%（予想0.5％ 前回－0.1％）、前年比0.6％（予想0.6％ 前回0.1％）、コア前月比0.2％（予想0.1％ 前回－0.1％）、コア前年比1.2％（予想1.1％ 前回1.2％）→ コアは予想を上回る
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