2020/07/31

2020年7月31日(金)15:00時ごろの動き

2020731日(金)15:00時ごろの動き

 FOMCと米GDPが過ぎ去った終末と月末の金曜日。米景気鈍化を気にしながら、トランプ氏から大統領選延期をほのめかすサプライズを気にしながら、米債利回りは軟化。一方、日本ではコロナ感染者が増加し、東京では463人に拡大に戸惑いを隠せず、株価も影響を。

 日経平均株価は続落し-629(-2.82%)、上海総合は強い中国PMIもあり前日ひとほぼ変わらず、米10年債利回りは0.524%まで軟化。原油価格(WTI)は上昇幅を縮め40.00ドル近くで推移。金価格は1990ドル台へ上昇。

 肝心の為替相場は、主要通貨でドル売りがやまず、昨日弱かったCADAUDなどの資源関連通貨も強く、まさにドル全面安の相場。

 ドルブル派は、EURUSD1.1900USDJPY104.10台、GBPUSD1.3140台、AUDUSD0.7220台と、ここまでドル売りが進むと、ドル買いに反転する可能性が高いと期待したいのであろうが、ドルに対する信頼感はいまだ回復できず。

 EURUSDEU復興基金の歴史的成立あり、利食いの売りが厚かった1.1800を上抜け1.1900を達成し、1.191.20までの売り圧力を意識しながらも、1.2000の大台を試す動きを期待したくなる。

 USDJPYだって、105.00円割れを積極的に売ること先週まで考えていなかったことだろう。しかし、現実は105.00をクリアに割り込み、104.10台まで値を下げた現時点で積極的な円売りも感じられないのが現実。

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 6:00       NZD 7月 ANZ消費者信頼感=104.3(予想 前回104.5)、現況指数=101.3(予想 前回104.5)、期待指数=106.3(予想 前回104.6

8:30       JPY 6月 失業率=2.8%(予想3.0% 前回2.9%)、有効求人倍率=1.11(予想1.15 前回1.20

 8:30       JPY 6月 鉱工業生産・速報値=前月比2.7%(予想1.2% 前回-8.9%)、前年比-17.7%(予想-19.3% 前回-26.3)

 10:00     CNY 7月 中国国家統計局/物流購買連合会 総合PMI54.1(予想 前回54.2)、製造業PMI51.1(予想50.8 前回50.9)、サービス業PMI54.2(予想 前回54.4

 14:30     FRN 第2四半期GDP・速報値=前期比-13.8%(予想-15.2% 前回-5.3→5.9%)、前年比-19.0%(予想-20.0% 前回-5.0→5.7%)

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 JPY        マネックスグループ傘下のコインチェックで、仮想通貨の取引量が急増していることが分かった。コインチェックによると、取り扱い通貨の総計で前週比2倍から3倍になっているという。足元の市況高が背景。米中対立などを背景に、ビットコインの価格は急上昇している。市場関係者によると、安全資産の代表格である金に代わる投資先として、ビットコインにも資金が流入しているという。

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