2018/02/01

2018年2月1日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2018年2月1日(木曜)アジア・欧州市場序盤の動き

注目のFOMCは「控えめな利上げ容認」で、米債利回りは上昇傾向が止まらず。為替相場はAUDとJPYが弱く通貨間で異なるも「控えめなドル高」となっている。

日本株は久々の大幅反発で、日経平均株価は+387.82(+1.68%)と強いが、逆に中国株は弱く、米10年債利回りは上昇が止まらず、2.733%+0.027へ、2年債も2.165%+0.016と上昇。

EURUSDは、1月26日に1.2538まで上昇と1.2500の大台を達成してからは1.2330をボトムにした大枠1.23~1.25の200ポイントレンジで収束されている。今日も、1.2430を高値に昨日の米国市場安値1.2380台をボトムにしながらも、クーレECB専務理事のハト派発言もあり上値が切り下がっている。

USDJPYは、最近の変動率は拡大気味ながら、1月26日~29日には108.20~50をベースとしたレンジ流れとなっていましたが、昨日の高値109.45を超え、109.50の心理的な水準を超えどこまで上昇できるかを試す動きとなっている。

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AUD 第4四半期 輸入物価指数=前期比2.0%(予想-0.8% 前回-1.6%)、輸出物価指数=前期比2.8%(予想-0.8% 前回-3.0%)→ 予想と前回を上回る

AUD 12月 住宅建設許可=前月比-20.0%(予想-8.0% 前回11.7→12.6%) 前年比-5.5%(予想11.5% 前回17.1→18.1%)→ 前回分が上方修正されるも、予想外にマイナス幅が拡大へ

CNY 1月 財新製造業PMI=51.5(予想51.5  前回51.5)

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クーレECB専務理事=低インフレが長期間続くと想定するのは自然だが、将来の調整の可能性に安心しきっているとの懸念も出ている。ただ現在のユーロ圏にそのようなリスクはない

ロシアのマチェゴラ駐北朝鮮大使=われわれはこれ以上、供給を減らすことはできない。北朝鮮への原油および石油精製品の供給を減らすべきではなく、供給を打ち切れば、北朝鮮はこれを「戦争行為」と解釈する

トルドーカナダ首相=トランプ大統領がNAFTAから離脱とは考えず