2018/02/08

2018年2月8日(木曜)昨日7日、海外市場の動き(午前6時15分ごろ)

2018年2月8日(木曜)昨日7日、海外市場の動き(午前6時15分ごろ)


米上院指導部は2年間の予算枠の引き上げで合意。米金利上昇を何とか維持、米株は上昇から終盤に失速、ドルは全面高。USDJPYは109.70を超えて上昇するも、他通貨での円高に上昇スピードは鈍く109.50割れまで値を戻す。

欧州株は大幅上昇するも、米株は終盤で失速、ダウはし続落懸念は完全に払しょくできず。米債利回りは米予算合意を受け上昇し、ドル買いの流れを加速させている。

米上院指導部は歳出上限3000億ドル引き上げ、2年間の予算を超党派で合意。この合意とは別に議会は3月23日までの繋ぎ予算で8日までの合意を目指している。

EURUSDは大きく下落。欧州序盤の1.2405を高値に一時1.2246まで続落。独2大政党の連立合意のプラス材料にも中身は妥協案の塊で、次期独財務相に緊縮財政より支出拡大傾向のSPDのショルツ氏(ハンブルク市長)が就任する見通しで不安定な動きとなっている。

GBPUSDは下落。欧州序盤の1.3993を高値に1.40の壁を超えられず終盤には1.3850割れまで一時下落。BOE金融政策委員会で、ある程度織り込まれている5月の利上げ期待が確認できるのか、それとも後退するのか? 四半期インフレレポートやカーニーBOE総裁の記者会見までリスク回避の動きが続く可能性も。メイ英内閣はブレグジット・プランを閣内の対立で週内に合意できない可能性も弱い材料に。

NZDUSDは一日を通じて-1.4%近くと大幅下落。7日早朝の雇用統計の改善を受けた高値0.7350から8日早朝のNZ中銀のハト派発言に0.7210台と大幅に下落、

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欧州株は大幅上昇するも、米株は終盤で失速、ダウは-19.42(-0.08%)NasdaqとS&P500も下落。。欧州株は大幅上昇で、StoxxEurope60は+7.34(+1.97%)、FTSE100+138.02(+1.93%)DAX+197.77(+1.60%)

米債利回りは上昇、10年債は一時2.859%まで上昇するも、2.8385%(+0.035)と5日の高値2.883%にとどかず。2年債も2.134%(+0.025%)と上昇。


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NZ中銀(2/8)午前5時、NZ中銀の金融政策発表では、予想通り政策金利を1.75%に据え置く。

NZ中銀声明=政策は相当な期間緩和的。多くの不確実性残り、政策は調整必要な可能性。利上げは2019年第2四半期の予想と変わらず。

NZ中銀声明=2%のインフレ達成目標が後退。従来2018年第2四半期→2020年第3四半期。第1四半期の成長見通しを下方修正。

ダドリーNY連銀総裁=株下落はまだ中央銀行が重視する話ではないと、

米上院指導部は2年間の予算枠の引き上げで合意=歳出上限3000億ドル引き上げ、2年間の予算を超党派で合意。

米議会指導部=この合意とは別に議会は3月23日までの繋ぎ予算で8日までの合意を目指す。

米下院では3月23日までのつなぎ予算で合意済みで、ホワイトハウスは、政府債務上限を2019年3月まで延長することも合意に盛り込まれたと説明→ 市場には安心感が広まり、米金利は上昇へ。

エバンス・シカゴ連銀総裁=インフレ上向けば、追加利上げを支持。現在のデータは年央までの据え置きを正当化。12月に利上げに反対したのはぎりぎりの判断。

ダドリーNY連銀総裁=全体的に市場機能は健全で、株式相場の急変は景気見通しに影響与えない。株下落はまだ中央銀行が重視する話ではない。