2018/02/10

今週の主な材料(2月12日~2月16日)

今週の主な材料(2月12日~2月16日)

金利の上昇と株価が下落、その動きに変動する為替相場。今週発表の主要国のCPIとGDPがいつも以上に注目される。

2/12(月)は東京市場が建国記念日の休日で、次週2/19(月)は米国市場が休場で、中国は2/15~2/19まで春節で休場となり、ポジション調整が早まるリスクは否定できず。 2/12日にトランプ大統領は予算教書を公表。減税と連邦支出拡大がリードして3%程度の経済成長を示唆すると思われているが、どうなることやら!

強い米雇用統計とFOMCを契機に、大幅減税に伴う財政支出の拡大に米金利が上昇し米株が下落したことで、円は外債投資の円売りを消化しながらリスク回避の円高へと動いている。今週の金利と株価の変動要因になる可能性が高く、米CPI・小売売上高(2/14)、PPI(2/15)を注目したい。

先週のBOE金融政策委員会の声明やインフレ報告から、より積極的に利上げを目指す動きが予想でき市場は5月の利上げを期待。ECBは9月を待たず早い時期に資産買い入れを中止する可能性も残り、今週発表の英CPI(2/13)と、独・ユーロ圏のGDPとCPIが集中して発表される2/14の注目度は高い。

黒田日銀総裁が再任される可能性が強まっており、緩和的な政策が継続されるとの声も多いが、日本のGDP(2/14)は前回を下回る予想で、海外勢の注目している指標であることは間違いない。

今週は2/12(月)にトランプ大統領は予算教書を公表する。 直近の報道では減税と連邦支出拡大がリードして3%程度の経済成長を示唆すると思われており、大統領の発言内容はいつもながら相場変動のリスクを伴っている。

詳しくは別表をご覧ください。

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