2018/02/17

最新のIMMポジションから、2018年2月17日(土)

最新のIMMポジションから、2018年2月17日(土)

集計日が2月13日(火)の主要通貨(円、ユーロ、ポンド、スイス、カナダドル、豪ドル、NZドル)のネット・ポジションは、前週の+92.817→+50,625(-42,192)コントラクトとスイスを除き他の6通貨でショートが拡大しドル買いの動きとなっていました。

特徴としては、主要7通貨の中でスイスを除き、円はショートが拡大、他の5通貨では買いポジションが減少し、7通貨の合計では前週比で-42,192コントラクトと昨年12月19日以来の減少幅となっています。特にユーロとポンドの減少幅は大きく、過去4週間を見るとドルセンチメントも日替わりメニューなのか、前週比で増加と減少が繰り返されています。

【円】前週-112,876→-115,509(-2,633)
円の売りポジションはNo.1で変わらず、2016年11月29日から64週続いています。集計日のUSDJPYの終値は前週109.55から108円を割り込み終値では107.80まで円高が進んでいましたが、売りポジションの減少幅は限定的でした。

【ユーロ】前週140,823→127,289(-13,534)
ユーロの買いポジションはNo.1で変わらず、2017年5月9日から41週続いています。前週比では-13,534と減少していますが、集計日のEURUSDの終値は前週1.2377から1.2350とほぼ変わらず。6週間では増減が週替わりで入れ替わりとなっており、ユーロ買いポジションは14万を超えられず、今のところ大きな壁となっています。

【ポンド】前週27,867→14,940(-12,927)
ポンドの買いポジションは2017年11月28日から12週間続いていますが、買いポジションは3週連続で前週から減少し、今回は-12,927と昨年8月22日以来の減少幅となっています。集計日のGBPUSDは前週の1.3945から1.3890と小幅な低下となっています。

【カナダドル】前週40,164→32,529(-7,635)
カナダドルの買いポジションは2017年7月18日から31週間続いていますが、買いポジションは3万コントラクト台と限定的で、6週間ぶりに前週比で減少しています。集計日のUSDCADは前週の0.7905から0.7859まで小幅低下し、カナダドル高となっています。

【豪ドル】前週13,748→9,081(-4,667)
豪ドルの買いポジションは今年1月9日から6週続いていますが、僅か9,081コントラクトの買いポジションで、ほぼニュートラルと考えてもいいでしょう。集計日のAUDUSDは前週の0.7905から0.7859まで小幅低下し、豪ドル安となっています。


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