2018/02/20

2018年2月20日(火曜)昨日19日、海外市場の動き(午前5時40分ごろ)

2018年2月20日(火曜)昨日19日、海外市場の動き(午前5時40分ごろ)

米国市場が休場の月曜日。中国市場も休場の中で、アジア市場はドル売り、欧州市場はドル買いからドル売りへ動き小幅なドル高で、円相場は弱い円売りへ。

アジア市場では日経平均株価が大幅高にもかかわらず欧州株は弱く、EUROStoxx600は-2.38(-0.63%)、独DAXや英FTSE100も0.5~0.6%近く下落。原油価格(WTI)は62.50+0.82(+1.33%)上昇へ。

市場のセンチメントは、株価の回復にかかわらず株安への懸念は消えず。為替相場は、弱いながらもドルは全面高ながら、月曜日の相場は方向性を示さないことが多く、さらに米国市場が休場で米株・債券市場の動向が見えない中では、さらにその可能性は低下。本当の動きは今日20日の米国市場の動き待ちで、21日のFOMC議事録が焦点へ。

USDJPYはアジア市場の106.10をボトムに、日本の株高に106.60台まで上昇。米国市場が休場の中で、欧州株が軟調地合いかかわらず、106.50をボトムに薄商いの中で106.70台まで上昇するも続かず。終盤にかけては106.50台で推移。

GBPUSDはアジア市場の1.4050をトップに、欧州市場に入ると先週金曜日の1.4000の安値を割り込み1.3993まで下落。1.40を中心に売り買いが交錯するも、英国・欧州株は軟調で2月15日、16日の安値を割り込み1.3960近くまで下落。ロンドンク午後4時には1.4020台まで値を戻し、何とか1.40台を維持。2月21日のFOMC議事録に加え、英国発では英雇用統計とBOE総裁・副総裁・政策委員らの発言の内容もいまから気になる。


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18:00    EUR 12月 経常収支=季調前457億ユーロ(予想 前回378→401億ユーロ)、季調済299億ユーロ(予想305億ユーロ 前回325→350億ユーロ)

19:00    EUR 12月 建設支出=前月比0.1%(予想-0.7% 前回0.5%)、前年比0.5%(予想2.7% 前回2.7%)

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ECB=トビア第3位の銀行ABLV銀がマネーロンダリングに関与に同行への全ての支払いを停止。リムシェービッチ中銀総裁(ECB政策委員)が賄賂を要求したとの疑いで逮捕。

イタリア総選挙世論調査(3月4日)=ベルルスコーニ元首相が率いる政党を中心とする中道右派連合がリードするも、過半数には達しない見込みで、政治的こう着状態に陥る可能性。

ECB=コンスタンシオ欧州中央銀行ECB副総裁(5月末退任)の後任としてスペインのデギンドス経済相を選定。

独INSA世論調査=メルケル首相の保守系与党連合=32%(+2.5%)、AfD=16%(+1%)、SPD=15.5%(-1%)。極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」の支持率が初めて独社会民主党(SPD)を上回り、第2位の勢力へ浮上。