2018/02/23

2018年2月23日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2018年2月23日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

前日の米金利の低下、ダウの上昇や、ブラード&カプラン連銀総裁のややハト派発言もあり、日経平均株価は+156.34(+0.72%)上昇、上海総合や香港株、東南アジア株も上昇。米10年債利回りは2.923をボトムに小幅な上昇へ。

早朝に発表された、日本のCPI総合は2014年7月以来のプラス幅ながら、コアは前回と変わらず、コアコアも前回より小幅な上昇にとどまり、直後の円相場は大きな変化は見られず。

為替相場は、主要通貨でNY市場の終盤につけたドル買いの流れを継承し穏やかに下落しドル高傾向が続く。特に目立ったのはNZDUSDの下げで0.7300の大台を割り込み0.7290近くまで下落。

USDJPYは、早朝の10670台をボトムに、日本のCPIの影響も見られず仲値直前の107.00まで上昇、106.70~90台のレンジで修練した。東欧や中東勢が参入してくると107円台を上回り、円は他通貨でも売り圧力が強まっている。

GBPUSDは、ブレグジット交渉の不透明感を材料とした売り圧力も残ってはいるが、目先は投機的な材料に使われているだけに思えてならない。現状では大枠1.3940~60の狭いレンジで推移し大きな変化は見られず。これからは月末の特殊要因による変化も気になる。

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6:45    NZD 第四半期 小売売上高=前期比1.7%(予想1.3% 前回0.2→0.3%)

8:30    JPY 1月 全国消費者物価指数=前月比0.4%、前年比1.4%(予想1.3% 前回1.0%)、除く生鮮=前年比0.9%(予想0.8% 前回0.9%)、除く生鮮・エネルギー前年比0.4%(予想0.3% 前回0.3%)→ 総合は2014年7月以来のプラス幅ながら、コアは前回と変わらず、コアコアも前回より小幅な上昇にとどまる。

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