2018/02/24

最新のIMMポジションから、2018年2月24日(土)

最新のIMMポジションから、2018年2月24日(土)

集計日が2月20日(火)の主要7通貨(円、ユーロ、ポンド、スイス、カナダドル、豪ドル、NZドル)のネットポジションは、前週の+50,625→+45,749(-4,876)コントラクト、通貨の買いポジションが減少し、相対的にドル高傾向になっていました。

特にポンドとカナダドルの売りが前週比で拡大し、売りコントラクトの合計18,978の約86%を占め、一方逆に、リスク回避時に買いが拡大する傾向にある、円とスイスフランは前週比で増加し、買いコントラクトの合計14,102の約80%を占め、相反する動きとなっています。


【円】前週-115,509→-108,338(7,171)
円の売りポジションはNo.1で変わらず、2016年11月29日から65週続いています。16日に105.551まで円高が進みましたが、円の売りポジションは予想外に解消されておらず高水準を維持したままで、USDJPYは集計日ベースの終値は前週の107.808→107.322と小幅な円高にとどまっています。


【ユーロ】前週127,289→126,126(-1,163)
ユーロの買いポジションはNo.1で変わらず、2017年5月9日から42週続いています。前週比では買いポジションは小幅な減少にとどまり、EURUSDは集計日ベースの終値で1.2350→1.2337とほぼ同水準近くで大きな変化は見られず、根強いユーロ買い思考がうか
がえます。


【ポンド】前週14,940→7,803(-7,137)
ポンドの買いポジションは2017年11月28日から13週間続いていますが、4週連続し前週比で減少しポンドの先高期待は弱まり、昨年12月5日に次ぐ低水準となっています。GBPUSDは集計日ベースの終値で1.3890→1.3990とポンド安へと動き、弱さが目立っています。


【カナダドル】前週32,529→23,127(-9,402)
カナダドルの買いポジションは2017年7月18日から32週間続いていますが、2種連続し前週比で減少し、1月23日の水準近くへと逆戻り。USDCADは集計日ベースの終値で
1.2591→1.2645とカナダドル安へと動いています。


【豪ドル】前週9,081→11,875(2,794)
豪ドルの買いポジションは今年1月9日から6週続いています。今回は前週比で小幅な上昇となっていますが、ネットポジションは11,875コントラクトと僅かな買いポジションを維持しているだけに留まっています。AUDUSDは集計日ベースの終値で0.7859→0.7881と小幅な上昇にとどまっています。


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