2018/02/16

2018年2月16日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2018年2月16日(金曜)アジア・欧州市場序盤の動き

来週月曜は米国市場がプレジデンツデーで休日の週末金曜日。日本株高にもかかわらず、106円を割り込み前日から続く円高傾向は変わらず。

USDJPYは106円の攻防で底割れし2016年11月来の安値を維持し一時105.55まで下落。市場は円高センチメントが蔓延中ながら、105.50台でようやく下げ止まり欧米市場の動き待ちながら、米国市場は3連休前にこの水準からどこまで積極的に円売りで攻めるかは疑問も残っています。

EURUSDの1.2550は2014年12月来の高値、USDCHFは2015年6月来の安値。一方、資源関連通貨の、AUDUSD、NZDUSD、USDCADはドルに対して直近の高値を更新できずにいます。

日経平均株価は+255.27(+1.19%)と上昇、中国や東南アジア株、ダウ先物も強含みで推移し、米10年債利回りは2.9%を維持し、WTIは61.66ドルと上昇傾向を維持しています。


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ジョイス豪州副首相=元スタッフ女性との不倫問題を巡るターンブル首相の言動は「不適切だ」と批判。

英経営者協会(IoD)=ブレグジット後もEU関税同盟に部分的に在留する案を提示。

財務省・金融庁・日銀=午後4時半から3者会合開催。

政府=黒田日銀総裁の再任、次期副総裁には、若田部・早稲田大学教授と雨宮・日銀理事を起用。

投資適格社債ファンド、大量資金が流出=iシェアーズ・iBoxxドル紙適格社債ETF(LQD)から14日に、9.21億ドルと、1日の流出額として2002年のファンド設定以来最大の資金が引き揚げられた。取引開始時の総資産に対する流出額の割合は2.7%と、金融危機後では最大。

米高利回り債ファンドから63億ドル流出=リッパー・ファンド・フローズのデータでは、資金流出はこれで5週連続と過去最長。週間流出額としては、70億6000万ドルを記録した2014年8月以降で最も大きい。5週間の流出額は計150億ドル余り。同データは上場投資信託(ETF)やミューチュアルファンドも含んでいる。

米上院は15日=移民に関する4つの提案を全て否決した。ドリーマーに市民権への道を開き、国境警備に250億ドルの予算を提供する超党派の合意案が含まれていた。同案はトランプ大統領やセッションズ司法長官、国土安全保障省が厳しく批判し、 ホワイトハウスが拒否権をちらつかせていた。採決結果は賛成54、反対45と、可決に必要な60に届かなかった。

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