2018/02/07

2018年2月7日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

2018年2月7日(水曜)アジア・欧州市場序盤の動き

米株上昇を受けた日本株の上昇は限定的で再び円買いへ。今日も引き続き株価連動の為替相場へ。USDJPは108.50~109.50のレンジを抜け出すまではレンジ相場を想定。

日経平均株価は前日の米株高を受け一時700円近く上昇するも続かず結局は前日比+35.13円高で終了しました。この予想外に弱い伸にアジア市場の円相場は昨日の海外市場での円売りから、逆に円の買い戻しが強まっています。

明日8日には米暫定予算期限が到来することによる不米国に対する透明感は潜在的に残り、EURUSDやGBPUSDは底堅く推移しています。

コモディティ・リンク通貨のAUDとNZDは明日8日のNZ中銀の金融政策と、9日の豪中銀の金融政策を前にして共に政策金利の据え置きが予想される中で、NZDUSDとAUDUSDはオープンから下げ幅が目立っています。

AUDUSDは、早朝の0.7900台を高値に、昨日海外市場で上昇がスタートした0.78600台まで値を下げ-0.41%(AUDJPY-0.72%)と弱いながらも売りが続いています。

NZDUSDは、NY市場引け間際の午前6時45分に発表された、NZの雇用統計は失業率4.5%(予想4.6%)、就業者数の前月比0.5%(予想0.4%)と予想を上回ったことで薄商いの中で、0.7300台→0.7350台で上昇するも続かず、結局は上昇前の水準近くとなる0.7300台で推移しています。

USDJPYは、米株の上昇に日本株が上昇して始まったことで株高=円安期待に一時109.70台まで上昇しましたが、日本株の上昇が弱まり午後から特に下げ幅を拡大すると、AUDJPYを主にクロスでの円買いが復活し、109.10台まで円高が進んでいます。