2018/02/13

2018年2月13日(火曜)昨日12日、海外市場の動き(午前5時40分ごろ)

2018年2月13日(火曜)昨日12日、海外市場の動き(午前5時40分ごろ)

東京市場が休場の月曜日、主要な経済指標の発表や発言もなく、トランプ大統領は4.4兆ドル規模の予算教書を公表。為替相場は、「米株高+米金利上昇」の影響を受けながらも、通貨間で動きは異なるも大きな変動とならず。

GBPUSDは、BOE政策委員の小幅な利上げ期待発言に反して、ブレグジット交渉の不透明感が強く、アジア・欧州市場の高値1.3870台を超えられず。一時1.3800を割り込み1.3797まで下落するも続かず、結局は1.3830近くと前週末と同水準で推移。

EURUSDは、アジア、欧州市場で一時1.2290台まで上昇するも1.2300トライ失敗。米国市場に入り前週NY終値水準1.2250を割り込み一時1.2235まで下落するも、米国市場に入り米株高+米金利の上昇の中でリスク選好の影響なのか新興国通貨が上昇し、ドル売り傾向が強まり一時1.2297と三度1.2300の大台を試す動きへ。

USDJPYは、東京市場が休場の影響に、米株高+米金利の上昇+日本株先物上昇にも積極的な動きは鈍く、一日を通じて108.44~108.80と狭いレンジで推移。円は他通貨に対してやや値を下げている。

米株は続伸、ダウ+410.37(+1.70%)、S&P500とNasdaqも1.4~1.7%近く上昇。欧州株も上昇し、EUROPStoxx600は+4.32(+1.17%)、英FTSE100と独DAXも1.2~1.45%近く上昇へ。

米10年債利回りは一時2.896%と2.9%直前まで上昇後、2.86%近くまで上昇幅を縮め、2年債も一時2.122%まで上昇後2.07%近くで推移。

最近注目度が高まっているVIX指数は26.17 -2.89(-9.94%)と低下気味。原油価格(WTI)は一時60.83まで上昇後に59.32+0.12(+0.20%)と小幅な上昇にとどまる。

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米予算教書= 4.4兆ドル規模の2019会計年度の予算教書を公表。インフラ投資に大規模な2000億ドル、国防予算の拡大、メキシコ国境の壁建設費などが含まれる。→民主党要求した規模の連邦政府支出や、財源の確保は不明確で、議会で十分な支持を獲得できるか課題

米予算教書= 今後10年で1.5兆ドルドル規模の官民インフラ投資向けには2000億ドル、国境警備強化や不法移民対策で230億ドル超、国防関連では7160億ドル、壁の建設費2年間で180億ドル、医療用鎮痛剤「オピオイド」依存症の治療プログラムは2年で130億ドルの拠出を要求。

中国人民銀行=中国新規人民元建て融資、1月は前年同月比13.2%(予想12.5%)を上回り過去最高の2.9兆元(12月0.584兆元)、

ブリハBOE政策委員=英経済は小幅な利上げに対する準備ができている。

マカファーティーBOE金融政策委員=英利上げ見通しは、ブレグジット交渉や、それに伴う企業・消費者信頼感への悪影響に関しては不透明感が強く、その影響を受ける可能性がある。

ペンス米副大統領(ワシントンポスト)=北朝鮮との外交的な関与を拡大することで米韓が合意した。まず韓国が北朝鮮と対話した後、前提条件なしで米朝対話が行われる可能性がある。

ペンス米副大統領=北朝鮮への新しい強固な制裁を近く発表。

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