今週の主な材料(11月25~29日)
米中通商協議の落としどころは? 今週木曜日は感謝祭で米国市場は休場となり金曜日は感謝祭の翌日で米国市場の債券・株式市場は短縮取引で市場は早めにクローズする。
極端に言えば今週の米国市場は4連休となると言ってもいいだろう。そして、クリスマス商戦は本格化し、年内のポジションをクローズする動きも活発になり始める時期でもある。
11月25日(日)には香港区議会選挙があり、親中国派と反中国派のどちらが勝利するのだろうか?その結果により翌月曜日からリスクオン、リスクオフいずれかの動きに相場が変化する可能性も意識したい。
12月12日の英総選挙と12月15日の米国の対中制裁関税をめぐる思惑や発言がより活発になり、感謝祭の休日前にトランプ氏は落としどころを決める可能性も高くなる。
さて、今週は月末も近く実需筋の動きや、経済指標の予想外の結果で相場が変動するリスクはいつもながら高い。特に景況感を判断できるデータに反応しやすいことに変わりない。
今週も別表の通り最重な経済指標は少ないが、相場に影響を与えやすい景況感を判断できる指標も多く、目が離せない。
今週の重要な指標は以下の通りで、詳しくは別表を参照。
26日(火)
パウエルFRB議長の発言、
米貿易収支(アドバンス)
ケース・シラー米住宅価格指数
米住宅価格指数
CB消費者信頼感指数
米新築住宅販売件数
27日(水)
NZ貿易収支
オアNZ中銀総裁記者会見
米耐久財受注
米第3四半期GDP・改定値
米個人所得・個人支出
米シカゴ購買部協会指数
米中古住宅販売保留指数
米ベージュブック
28(木)米国市場は感謝祭で休場
ユーロ圏経済信頼感
独CPI
29(金)米国市場は感謝祭翌日で米国市場は短縮取引
仏GDP
イタリアGDP
ユーロ圏CPI
カナダGDP
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