2019/11/09

最新のIMMポジションから (11月9日)

最新のIMMポジションから (11月9日)

集計日が11月5日(火)の最新データのIMMポジションでは、7通貨(円、ユーロ、ポンド、スイス、カナダドル、豪ドル、NZドル)のネットポジションの合計は前週比では-155,053→-142,296コントラクトと、ショートが12,757減少と3週連続の減少となりました。

前週比の特徴としては、トータルポジションでは6月12日にロングからショートに転換した日を除くとポジションは最小となっており、ドル高傾向の中で市場参加者のセンチメントに変化を表わしている可能性もあります。

ポジションだけを見ると、カナダドルは引き続き唯一のロングで、さらに拡大傾向を示していますが、為替相場ではUSDCADが上昇気味でやや奇異に感じられます。

豪ドルは3週連続し前週比でロングが続き、買い選好の流れを示しています。一方、円は4週連続し前週比でショートが拡大し、市場参加者の円先安観が強まっていることを示しています。また、ユーロも前週に続きショートが拡大し、小幅な変化ながら強さは感じられません。

詳しくは別表をご覧ください。

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