2019/11/26

2019年11月26日8日(火)14:30時ごろの動き

2019年11月26日8日(火)14:30時ごろの動き

香港区議会選挙で民主派大勝の影響は中国の出方待ちで不透明。米中通商協議を巡り「中国副首相と、ライトハイザー・ムニューシン両氏が第1段階の合意に関する課題を電話で協議」とあり円売りへ、「米中は関税引き下げの規模について意見の相違がある」との報道に小幅下落と上下するも動きは予想外に緩慢。市場はフェーズ1の合意で楽観的な観測が支配。

日経平均株価は一時年初来高値を更新するも徐々に上昇幅を縮める。上海総合は上下変動しながら昨日とほぼ同水準で推移。米さ利回りは小幅高で推移。

早朝のデベル豪中銀副総裁、パウエルFRB議長発言からは特に相場に影響を与える材料は感じられず。

為替相場は、アジア市場は相変わらず小動きで、米中通商協議の楽観的な動きと株高にUSDJPYは勇み足気味に109.21まで上昇するも、続かず。「米中は関税引き下げの規模について意見の相違がある」との報道に108.96まで下落するも底値は限定的で、基本はビット相場。引き続き109円台を定着することが出来るかがキーポイント!

EURUSDは材料もなく、1.1007~1.1017の狭いレンジで、引き続き1.1000が壁に底値を試すことを期待しているが、ポイントを割り込んでも積極的に売ることも躊躇われる。

GBPUSDは総選挙を前にした待ちの動きとなっているが、基本は総選挙で保守党勝利、1月末にEU離脱と、ベストシナリオを予想。

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6:45    NZD 第3四半期 小売売上高=季整済前期比1.6%(予想0.5% 前回0.2%)、除く自動車前月比1.8%(予想1.5% 前回0.3%)

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【米中通商協議関連】
〇中国商務省(新華社通信)は、劉鶴副首相、ライトハイザーUSTR代表、ムニューシン米財務長官が出席し(鐘山商務相、易綱人民銀行総裁、国家発展改革委員会の寧吉喆副主任も参加)、26日第1段階の合意に関する課題を電話で協議。主要な懸念事項についても議論し、関連問題を解決することで意見が一致。→ USDJPY109.21まで上昇
〇中国管球時給は、米中は関税引き下げの規模について意見の相違がある。→ USDJPY108.94まで下落。

パウエルFRB議長
〇長期の景気拡大のこの地点にあって、「グラスの半分は優に満たされているように見受けられる」。適切な政策を講じれば、これまでの成果に積み重ねる形で利益を全ての米国民にもっと広範囲に広げ、さらにグラスを満たすことができる。
〇現行の金融政策スタンスは依然として適切である可能性。政策金利を据え置く公算が大きいことを示唆し、過去最長の米景気拡大を持続させる政策当局の能力について楽観的。
〇政策が事前に設定されたコース上にはない。見通しに「重大な」変化があった場合に政策を調整する。

デベル豪中銀中銀副総裁
〇穏やかな賃金上昇を歓迎
〇国内の賃金上昇について、低い伸びが定着する兆しが見られ、より望ましい水準の回復には失業率の著しい低下が必要になる。
〇賃金上昇率がこれまで標準的だった3─4%から低下し、2─3%のレンジで定着する兆候が強まっている。
〇賃金の伸びが徐々に押し上げられれば、労働市場や経済にとって歓迎される展開となる
〇近いうちに賃金の伸びが加速する見込みは低い

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