2019/11/27

2019年11月27日(水)14:45時ごろの動き

2019年11月27日(水)14:45時ごろの動き

明日からの米感謝祭で長期休日入りを前にして、いつもながらアジア市場は積極的な動きは見られず。また、引き続き米中通商協議の楽観的な見通しは変わらず。

目立ったのはAUDUSDの下げ(-0.22%)ぐらいで、ウエストパックのチーフエコノミストが「2020年に2回の利下げを行い、政策金利を0.25%まで引き下げて量的緩和を行うと予測」したこともあり、0.6791→0.6770台まで下落している。

USDJPYも米中通商協議で何等かの合意期待もあり株価は連騰し109円台が定着しつつあり、クロスでもJPY売りの流れとなっている。日経平均株価は強く、上海総合も下げから上昇へと転じている。

USDCADは1.3268をボトムに1.3280台まで緩やかに上昇しているが、27日にワシントンでUSMCAを協議する予定もあり、積極的にCADを売り気にもなれず。逆に1.3300台が重くなる可能性も。

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6:45    NZD 第3四半期 小売売上高=季整済前期比1.6%(予想0.5% 前回0.2%)、除く自動車前月比1.8%(予想1.5% 前回0.3%)

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NZ中銀、半期に1度の金融安定金融安定化報告
〇金融システムの脆弱性が高まっているとして銀行と保険会社に対する監視を強化する
〇NZの金融システムは、さまざまな経済的リスクに強い。世界的な金融安定リスクと国内債務の脆弱性が残る。 長期にわたる低長期金利が生み出す可能性があり、過剰なレバレッジと資産価格の過熱。
〇経済は、輸出に対する国際的な需要に依存しており、貿易に関する不確実性により、世界経済は減速するも緩和の余地が少ないため景気後退。成長支援で多くの国で金融または財政政策で支援。
〇NZの長期金利は長期にわたって低いままと予想。

バスカンドNZ中銀副総裁
〇銀行や保険会社に関する最近の調査結果や、このところの規制違反の件数は、金融機関の慣行是正が必要であることを浮き彫りにしている

オアNZ中銀副総裁
〇豪ウエストパック銀行 のマネーロンダリング防止法違反問題を非常に憂慮している。
〇銀行の取締役会や経営幹部に規制順守について説明を求めていく

S&P
〇オーストラリア政府が景気をてこ入れするために大規模な財政支出を行えば格下げのリスクがある


政治専門サイトのポリティコ
〇米国とカナダ、メキシコ政府の代表は、北米自由貿易協定(NAFTA)に代わる新協定のUSMCA(米国・メキシコ・カナダ協定)について、27日にワシントンで協議する


調査会社ユーガブの世論調査結
〇保守党の支持率が野党・労働党を11ポイント上回った。前回調査より差は1ポイント縮まった。

エバンス・ウェストパックのチーフエコノミスト
〇RBAの金融政策予想では定評があり、来年後半の量的緩和開始見通しにAUD売りが強まる。
〇2020年に2回の利下げを行い、政策金利を0.25%まで引き下げて量的緩和を行うと予測。

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