2019年11月14日（木）23:00ごろの動き
欧州市場の株価は軟調で、ダウ先物も強さは見られず。独・英債利回りや米債利回りも大幅安で、米10年債利回りは1.83％台まで下落。
為替相場は相変わらず、ドルは小幅高で、豪雇用統計の新規雇用者が予想外に減少し弱く、労働参加率も低下し、AUDUSDは0.6800の大台を割り込み0.6770台と1か月振りの安値圏へ下落。NZDUSDも前日の急騰の流れが続くも、0.6380台をボトムに
独GDPの前期比はプラス成長でリセッションを回避、仏CPIの総合は予想を上回るもHICPは予想・前回と変わらず。ユーロ圏GDPの前年比は予想を上回る。
日本時間の0:00時には昨日に続きパウエルFRB議長の下院予算委員会で証言が控えており、さらには、連銀総裁らの発言が多数控えている。
米PPIは予想外に強く、新規失業保険申請件数は予想を若干上回る。カナダ新築住宅価格指数は、予想を上回る。
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16:00 GER 第3四半期GDP・速報値＝前期比0.1％（予想－0.1％ 前回－0.1％）、前年比0.5％（予想0.５％ 前回0.4％）、前年比・季調前＝1.0％（予想0.9% 前回0.0％)→ 前期比はプラス成長でリセッションを回避
16:45 FRN 10月 消費者物価指数・改定値＝前月比0.0％（予想－0.1％ 前回－0.1％）、前年比0.8％（予想0.7％ 前回0.7％）、HICP前月比－0.1％(予想－0.1％ 前回－0.1＄）、HICP前年比0.9％（予想0.9％ 前回0.9％）→ 総合は予想を上回るもHICPは予想・前回と変わらず
18:30 GBP 10月 小売売上高＝前月比－0.1％（予想0.2％ 前回0.0％）、前年比3.1％（予想3.7％ 前回3.1％）、除く自動車前月比－0.3％（予想0.2％ 前回0.2％）、前年比2.7％（予想3.4％ 前回3.0→2.9％）→ 予想外に弱い
19:00 EUR 第3四半期 GDP改定値＝前期比予想0.2％ 前回0.2％、前年比1.2％（予想1.1％ 前回1.1％）
19:00 EUR 第3四半期 雇用者数＝前期比予想0.1％（予想 前回0.2％）、前年比1.0％（予想 前回1.2％）
22:30 USD 週間新規失業保険申請件数＝22.5万件（予想21.5 前回21.1万件）、
22:30 USD 10月 卸売物価指数＝前月比0.4％（予想0.３％ 前回－0.3％）、コア前月比0.3％（予想0.2％ 前回－0.3％）、コア前年比1.6％（予想1.5％ 前回2.0％）
22:30 CAD 9月 新築住宅価格指数＝前月比0.2％（予想0.1％ 前回0.1％）、前年比－0.1％（予想－0.2％ 前回－0.3％）→ 予想を上回る
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米中通商協議関連
◎中国商務部の高峰報道官は、米中通商協議の合意条件とされる対中追加関税の撤廃について、「撤廃の割合が第1段階の合意の重要性を現す」と発言。
ショルツ独財務相
◎ドイツ経済はさらに減速しているが危機状況にはなく、現時点では景気対策は必要ない
◎強い独成長の一部には政府の戦略が影響している
ビルロワドガロー仏中銀総裁
◎短期金利の底入れが近いと予想することは合理的
◎ECBのインフレ目標の定義を明確化することは必要。
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