2019/11/18

2019年11月18日(月)22:45時ごろの動き

2019年11月18日(月)22:45時ごろの動き

週明け月曜の欧州市場は、アジア市場で続いた株高+米債利回りの上昇=円安相場から、ダウ先物は弱く+米債利回りは軟化=円売りも弱まり変化へ。

さらに、中国政府筋は「取引について北京のムードは悲観的で、トランプ大統領は関税のロールバックを行わないと発言後、中国には問題が起きた。」とある。また、NEWSWEEKでも「米中貿易協議は既に破綻しかけている。」とあった。

その結果、USDJPYは109.07を高値に108.70台まで急落。クロスでもGBPJPYを除きJPY売りからJPY買いへと急変化。

一方、強さが続いているのはGBPUSDで、総選挙で保守党の優位性が強調されソフトブレグジットの可能性拡大=GBP買いの発想が続き、一時1.2930台まで上昇。引き続き押し買いの動きが続きGBPJPYも強さを維持している。

中国人民銀行は7日物リバースレポの金利を2.55→2.50%に4年ぶりに引き下げへ。USDCNYは米中通商協議の悲観的は報道を受け7.01650台→7.0240台まで急騰している。

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米中通商協議関連
◎①中国政府筋は、取引について北京のムードは悲観的。②トランプ大統領は関税のロールバックを行わないと発言後、中国には問題が起きた。③中国は両方とも原則的に合意したと考えていた。④戦略は話ができているが、弾劾や米国選挙のために待つ。⑤中国の経済支援を優先。
◎NEWSWEEKは、①米中貿易協議は既に破綻しかけている。②「原則合意」と報じられながら難航する米中貿易協議は16日、再度閣僚級電話会談を行った。③新華社通信は「建設的議論だった」と説明するが、交渉は実際にはかなり行き詰まっている。2週間前の発表との比較でそれは読み解ける

バスレ・スロベニア中銀総裁
「状況が変化すれば、さらなる利下げの余地はある」
「鉱業は弱いが、サービス・労働市場は一段とポジティブ」
「最近の利回り上昇を懸念していない。金融状況は好ましい」状況が変化すれば、さらなる利下げの余地はある」

独連銀月報
◎ドイツ経済の鈍化はおそらく第4四半期も続くだろう、鈍化は際立ったものとならない見込み
◎ドイツ経済がリセッションに陥ること恐れる理由は見当たらない、国内経済がおそらくモメンタムを与え続けるだろう

デギンドスECB副総裁
◎収益性の弱さはユーロ圏の銀行セクターの主な脆弱性の一つで、ECBの低金利は銀行の業績見通しを悪化させるだけ。
◎より踏み込んだカウンターシクリカル・バッファーが必要となろう
◎ECBは短期間でQEプログラムの上限に達することはないだろう
◎ユーロ圏のリセッションは極めて可能性低い

ボリビア情勢
◎国連は16日、ボリビアにおける暴力が「制御不能」となる可能性があると警告
◎亡命したモラレス前大統領支持派と治安部隊が衝突して9人が死亡した事態に懸念を表明し。

中国人民銀行
◎日物リバースレポの金利を2.55→2.50%に4年ぶりに引き下げた。

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