最新のIMMポジションから (11月2日)
集計日が10月29日(火)の最新データのIMMポジションでは、7通貨(円、ユーロ、ポンド、スイス、カナダドル、豪ドル、NZドル)のネットポジションの合計は前週比では-183,725→-155,053コントラクトと、ショートが28,672減少と前週に続き、米中通商協議の楽観的な見通しとブレグジットでは合意なきEU離脱の可能性が薄れたこともあり、2週間連続し通貨のショートが減少しています。
特に目立ったのは、ポンドとカナダドルで、ポンドはブレグジットをめぐり解散総選挙が確定し合意なきEU離脱の可能性が薄れ52,440→-32,415(20,025コントラクト)まで大幅に減少しました。一方、唯一ネットでロングを維持しているカナダドルですが、ロングが10,196コントラクトに拡大し、週後半のカナダドル下落の要因となっていたことが注目されます。
円を含め、それ以外の通貨ではポジションの変化に大きな動きは見られず、小幅な変化にとどまっています。
詳しくは別表をご覧ください。
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