2019年11月4日（月）16:15時ごろの動き
文化の日の振り替え休日の月曜日。引き続き注目は米中通商協議とブレグジット。そして、米追加利下げの有無。
週末には米中通商協議はファーウェイへの米企業による部品販売のライセンス付与の可能性、米中首脳会談がアイオワ州で開催しフェーズ１で署名する可能性を意識。
12月12日の総選挙をめぐる世論調査（YouGov/Sunday Times）は、保守党39％、労働党27％、自由民主党16％、ブレグジット党7％と、保守党が優勢に。
ムーディーズは南ア格付け見通しを安定的からネガティブに引き下げ、Baa3据え置きを決定。見通しの引き下げに弱含むと思われたが逆に、USDZARは先週末の15.00から週明けは14.87台と大きくギャップを明けZAR高からスタートし一時14.830まで下落。ZARJPYも7.192→7.268とスタートし一時7.319まで上昇。
フィッチはトルコの格付け見通しをネガティブから安定的に引き上げ BB-据え置きを決定。USDTRYは先週末の5.7062から週明けは5.7010とTRY高でスタートし、一時5.6880まで下落するも、欧州市場に入り5.7060台まで値を戻している。TRYJPYも先週末は18.898から週明けは18.95でスタートし、一時19.025まで上昇するも、欧州市場に入り18.97近くまで値を下げている。
為替相場は緩慢な値動きながら、AUDUSDは弱い小売売上高にも関わらず持ち直し上昇傾向を維持。USDJPYはリスク選好の動きに108.32まで上昇と、先週末の高値に並ぶ水準となっている。GBPUSDは、ギャップを明け下落し一時1.2925まで値を下げるも続かず。1.2930～43の狭い動きが続いている。アジア市場では原油価格（WTI）が一時55.83ドルまで下落。上海総合は強さを維持。
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9:00 AUD 10月 TD証券インフレ期待＝前月比0.1％（予想 前回0.1％）、前年比1.5％（予想 前回1.5％）
9:30 AUD 9月 小売売上高＝前月比0.2％（予想0.5％ 前回0.4％）、前期比－0.1％（予想0.3％ 前回0.2％）→ 予想を下回り直後は下落するも持ち直し上昇
15:45 CHF 10月 消費者信頼感指数＝－10.4（予想－8 前回－8）
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米中通商協議関連
◎トランプ大統領は、米国内で中国の習近平国家主席と米穀倉地帯で大統領選の激戦区でもあるアイオワ州で署名したいとの考え。12月15日発動予定の中国製ノートパソコンや玩具などに対する関税は引き続き検討中で、トランプ大統領が判断する。
◎ロス商務長官（3日・バンコック・ブルームバーグ）は、中国との月内の「第１段階」の貿易合意に楽観的。
◎ロス商務長官（バンコック）は、ファーウェイへの米企業による部品販売のライセンス付与については近く行われると言明。
◎ロス商務長官（バンコック）は、アイオワ州やアラスカ、ハワイ、中国国内はトランプ大統領と習近平国家主席が署名する場所としていずれも可能性がある。
◎ロス商務長官（バンコック）は、米国は「双方がこれまで合意してきたことに関して極めて正確かつ明確で、具体的な理解を共有していることを確かめている。
◎ロス商務長官（バンコック）は、トランプ政権が５月に判断を半年間先送りし月内に期限を迎える輸入車への追加関税について、EUや日本などの自動車メーカーと「良い話し合い」を持てているとして同関税の賦課は必要ないかもしれないと指摘。
◎ナバロNEC委員長は、ライトハイザー氏と劉氏といい話し合いが出来ている
トランプ大統領
◎疑惑が公になる発端となった内部告発者を「虚偽の情報を提供した」と非難し自らの潔白を改めて主張
ブレグジット関連
◎DeltaPoll/Dailymailは、保守党36％ｍ、労働党28％、自由民主党14％、ブレグジット党12％
◎Telegraph/ORB pollは、保守党36％、労働党28％、自由民主党14％、ブレグジット党12％
◎Observer/Opinium Pollは、保守党42％、労働党28％、自由民主党16％、ブレグジット党9％。
◎YouGov/Sunday Times Pollは、保守党39％、労働党27％、自由民主党16％、ブレグジット党7％。
◎ジョンソン首相（3日）は、10月31日までに果たせなかったことを謝罪。
◎ファラージ・ブレグジット党党首は総選挙出馬せず
ムーディーズ
◎南ア格付け見通しを安定的からネガティブに引下げ Baa3据え置き。
フィッチ
◎トルコの格付け見通しをネガティブから安定的に引き上げ BB-据え置き
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