2015/11/03

11月3日(火曜)昨日2日 海外市場の動き

11月3日(火曜)昨日2日 海外市場の動き

週明け月曜日は、日曜日の弱い中国経済指標にギャップを開けリスク敏感通貨売り+ヘッジ通貨買いからか始まるも、終わってみれば、為替市場は大きな変化もなく推移。

米株は上昇(NYダウ)17,663→17,829近辺へ上昇、米10年債利回りは2.14→2.18%近辺へ上昇、原油価格(WTI)は46.59→46.10近辺へ低下、ドルインデックス(DXY)は96.946→96.932へ小幅低下。

EURUSDは、欧州市場でドラギECB総裁(イタリア紙)が「12月に追加緩和をする必要はないかもしれない」と発言、一時EUR売りに傾いた。しかし、ドイツの製造業景況指数が強くユーロ圏全体もやや強く、投機的な動きは相殺。米国市場に入り、2か月連続し強さが感じられない米ISM製造業景気指数に、ドル売りへと傾斜するも、動きは限定的。

USDJPYは、アジア市場で120.20台のドル買い・円売り圧力の強さを見せつけられ、クロスを含め、投機的な動きは円売りへと傾く。弱い米ISM製造業景気指数にも売りは120.50円止まりで終盤にかけても120.80円台まで上昇し、円売りが続く。ただし、終値ベースでは前日から20ポイントの円安水準と限定的。


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モルガン・スタンレー=年末予測、ECBの0.1%の利下げや、月額資産買い入れ枠の600億ドル増額に、EURUSD1.13→1.06へ引き下げへ。緩和期限も6カ月延長され2017年3月と予測。

ノボトニー・オーストリア中銀総裁=インフレ率が目標水準を大幅に下回り、ECBは行動する必要がある。

アトランタ連銀GDPNow=第3四半期GDP見通しを、ISM製造業景気指数が低水準を脱しきれず、前週の2.5%→1.9%へ下方修正。

オバマ米大統領=米上下院で承認された予算案に署名し、債務上限の引き上げが可能となりデフォルトは回避された。

ドラギECB総裁(イタリア紙とのインタビュー)=12月に追加緩和をする必要はないかもしれないと発言→ 一時EUR売りの材料とされるも続かず。

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